第9話「起動中の質問会」
いよいよ
私はグリップを使って
「セブン、
「
先生と私の
これが問題の岩塊で、こっちが管理局の戦闘機だろうか。ごちゃごちゃ情報が多くて見づらい画面だな。うーむ。
「実習生の皆さんには、分かり易いように整理した物を表示しなさい」
「了解です。処理済み情報を提供しました」
おおこれは、すっきりして見やすいな色分けもされてるし。戦闘機の
落ち着かなかった実習生たち
でも先生には仕事があるようで
「
「起動しました。
「よろしい。
「
・・・成功、HBT7は第二段階に移行。
テクタイト開放します。輸送機、補給艦の
宇宙戦艦の端末が
ただし、この戦艦をミツボシと呼んだのダケは耳に残った。
聞きたいけど先生が
「本艦が動ける様になるまでの
何だか
まっ先に質問するのは、この私だ。
「はい!先生。この宇宙戦艦の名前はコメツトサン・ハーイと聞いたのですが
「えっと・・・」
先生が言いよどんだ。やっぱり
「その件については、わたくしセブンから返答します。
原因はセブンの連絡不足であった事を
「あれはジモン司令がつけた
あだ名だったのか
「ちなみに他の二隻にもあるのですか?」
ちょっとだけ気になります私。
「セブン、公開しても」
「問題ありません。当艦と同様に意味不明なもので
一つ星は、クタバレカイザア
二つ星は、イチブンノイチ・スケエル
と発音するそうです」
「本当に何のことやらサッパリですね。でも
やっぱり
後の質問は他の実習生に
「もしも宇宙戦艦の動きに
ああ!それ聞きたかったんだけど
「
そして、そのまま作戦終了まで張り付いて
なるほど全身で吸着した方がハンドルに
「宇宙戦艦の外回りを見学した時に不思議に思いました。先生の思い通りに観光船が飛び回っていたからです。
何も持たずに、どうやって操作していたのでしょうか?」
「あれは我の
「艦長!それは
〈
まさか、まだ公開されてないのですか
未だに
あそこは大戦後に閉鎖的な体制が強化されました
了解、後日あらためて関連する
〈秘匿通話終了〉
「あれは我が
「
機密だ、守秘義務だのと聞いて質問を切り上げたみたいだ。無理もないよね私も
情報画面に赤いものがピコピコ点滅しだしたぞ。何だろう?
「艦長、軌道管理局の戦闘機が
親機から子機が出てきたってとこか、子機のスピードが
「セブン、転換炉の調子はどうイケそう?」
「HBT7が何とかすると
この近さじゃなきゃ
「よろしい出力上げ、戦闘機動に
「了解、
「皆さん聞いての通り管理局の作戦が
ああそうか!いざという時の為に、準備して待ちなさいって意味だったのね。
準備かー、何すればいいんだ。
あとは待つだけみたいな、今さらジタバタしても
ようこそ我が艦隊へ!新入生の皆さん宇宙実習の時間ですよ Azu Kian @sencyo
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ようこそ我が艦隊へ!新入生の皆さん宇宙実習の時間ですよの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます