主人公、アレックスは売れない団体のプロレスラー。
プロレスに対する熱意だけはその筋肉と同じでモリモリなのだが、イマイチ人気が出ない。
今日もライオンの毛皮を被った『ライオン男』としてリングに上がり、盛り上がらない試合に肩を落とす。
そんなとき、オカルト記者のフィオナが取材にやってきて一言。
タイタンコーポレーションの創業者で、世界一の金持ちオーフェンにアレックスが命を狙われている。
ナンセンスなオカルト話を笑い飛ばすアレックスだけど、なぜかいきなり大ピンチ!
オーフェンが狙うアレックスのライオンの毛皮にはどんな秘密が……⁉
あらすじにもありますが、アーノルド・シュワルツネッガーの映画に影響を受けたというだけに、洋画的な雰囲気が漂う作風が魅力的です。
アレックスとフィオナの軽快なトークも面白く、起伏のあるストーリーから目が離せません。
自分をバカにされても我慢できるけど、フィオナの夢をバカにされちゃあ黙ってられない。
君こそヒーローだ! 頑張れアレックス、真のヒーローとして悪党なんかぶっ飛ばせ!