人との約束は違(たが)えてはいけない

王国の礎、生活を支える魔術式を多く開発した天才のヒロイン。その便利さは当たり前の用に使われ、王や父の公爵にとっては当然のものと、ヒロインを奴隷のように縛り付ける行為に、契約魔法を使用していた事も忘れるくらいの、当然の権利だと勘違いした愚か者。幼い彼女の唯一の理解者の彼と結ばれたが、傲慢な大人たちが自分達の欲に溺れ暴走、そして唯一のものを無くしてしまう、後戻りはできない。気づいたときは遅かった。。。。最後は誰にも邪魔されない安楽の里へ。お幸せに。。