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それからというもの、男性は全ての『生命』を大事に大切に愛おしく扱うのでした。
草や木、花や虫…、機械や物にたいしても同じように大切に愛おしく扱います。
そして、そのモノの生命が終わると、「ありがとう」と手を合わせました。
『私は、きみが大事だよ。』
そう声にせずとも、伝わってくる姿に、声なきモノたちは自然と、彼の元へ集まるのでした。
そんな姿を、何回もなんかいも見るうちに、自然と少女も手を合わせるようになりました。
そんな2人の姿に、ネコも「にゃー」と鳴くことでしょう。
「にゃー。」
「私はキミが大事だよ。」
完
にゃーと鳴くネコ 花田 護(はなだ まもる) @denden_katatumuri
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