詩:ビオラとピアノの二重奏
恋し合うピアノとビオラ
ピアノの想いは平均律 妖しく自由なビオラ
ピアノを女とすればビオラは男
女は海であり港でもある
海は気ままで 時に荒れ狂う
男は舟 港より港へと大海原を彷徨う
ビオラは音を微妙に揺らせば
ピアノはいら立ち ビオラのこころを伺う
ピアノを愛するビオラ
時にピアニッシモで気を引き
時にはフォルテで語る
ピアノは海 ビオラは小舟
愛し合う二つのこころ
恋とはこころを揺らす不思議な音楽である
水平線に浮かぶ船(詩&童話) ほうがん しゅん @sarasapaipaipai
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。水平線に浮かぶ船(詩&童話)の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます