概要
きらびやかに飾った君じゃない、本当の姿を僕は。
ナオは同級生の美愛に恋心を抱いていた。
美人でお金持ちで友好的な美愛の中に、ナオは自分だけが気づいているであろう側面を見出だしていた。
この絵が完成したら告白する。
そう思って一枚の絵を描きはじめた。
彼女の本当の姿を映した、彼女が褒めてくれて好きだと言ってくれた絵を。
完成することはないだろう絵を
美人でお金持ちで友好的な美愛の中に、ナオは自分だけが気づいているであろう側面を見出だしていた。
この絵が完成したら告白する。
そう思って一枚の絵を描きはじめた。
彼女の本当の姿を映した、彼女が褒めてくれて好きだと言ってくれた絵を。
完成することはないだろう絵を
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!色々と想像を掻き立ててくれました! ※ネタバレあり
リアルでは在りがちな結末が綺麗な物語に仕立て上げられていて2回読んでしまいました。
彼女の表情の意味は書かれていなかったけど、想像させるには充分な引きが在って最後の結末で確信させてくれました。
互いに相手の気持ちを知らないまま離れてしまった2人ですが再会出来る日は来るのでしょうか? 出来たとして今後の再会はいつになるのか、と考えてしまいます。
大学生? 社会人? 第三者と結婚した後? 老人になってから?
人は恋をした時間を忘れないモノですが、結ばれるにせよ結ばれないにせよ、この2人にも幸せな再会が訪れたら良いなと思わせる内容でした。