始まりの歌は別れの歌
夏伐
ひとりぼっちの星
世界に一人しかいない人が死んだ。
他に人がいない事を悲しでいた彼は、泣いて泣いて足元が涙で浸かってしまった。
友である鳥がお別れを歌うと彼の体から小さな人がポロポロと湧き出てきた。
彼の涙は海になり体は人になり骨は山脈になった。人々には世界は鳥の歌ではじまったと言い伝えられている。
始まりの歌は別れの歌 夏伐 @brs83875an
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