木沢さんという人
木沢 真流さん
https://kakuyomu.jp/users/k1sh
つい最近(5/27)にお名前を改訂しましたね。
でも苗字部分が同じなので、呼び方は変わらず「木沢さん」です。
この方がカクヨムにいたから、今の私のカクヨム人生があります。
勿論、他にも私の現在を構築してくださっている方は沢山いらっしゃいますが、この方はどうしても外せません。
私が、カクヨムという場に居続けられたキッカケをくださったのが、木沢さんだったからです。
ちなみに、木沢さんから見た私の事は、以下のエッセイにありますよ。
【重要なお知らせを確認するまでの長すぎる24時間】
https://kakuyomu.jp/works/16817139554825859939
[私にとっての牧野様とは]
https://kakuyomu.jp/works/16817139554825859939/episodes/16817139554833811431
私がカクヨムで初めてアップしたのは『数多の誰かの物語』という作品でした。
これ自体は、遠い昔に公募用に書いていた作品で、気に入っていたのでどうしても日の目をみさせたかったからです。
カクヨムコンに出しました。
しかし、参戦時点で既にカクヨムコン終盤であり、作品そのものは8万字しかなかった為、規定外。それに、当時は読者選考の事等知らなかったので、物凄い辛酸を嘗めさせられました。
そんな出だしから腐った私に、光明を与えてくださったのが、木沢さんだったんです。
私の作品を、褒めてくださったんです。
そして、初めて、作品についてのやりとりをさせていただいた方でした。
木沢さんがリクエストしてくださった内容をもとに、「数多の~」に新しい話を書いたのです。
私が初めて『他人のリクエストを受けて作品を書く』という事をした方でした。
これが、本当の意味での『他人の目を気にして書く』事の始まりだったと思います。
勿論、応援コメントが嬉しかったし、絶賛してくださったので、その気持ちに応えたい、という事もありましたが。
何より、私が木沢さんのファンになったのです。
私は応援ハート、メッセージやレビューをもらうと、その方のプロフィールまで飛びます。
そして、代表作と思われる作品を読んだりします。
そこで出会ったのが
【オレオレ詐欺にお金を払う方法(original)】
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884833882
※こちらの作品は、改訂版としてもう一つあります。
【オレオレ詐欺にお金を払う方法】
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892684525
でした。
これを初めて読んだ時。
目の前に、その映像が浮かんできたんです。短編ドラマを見たような感覚に陥りました。この感覚になる事は滅多にありません。商業作品ででもです。
多分、私の感性に文体が綺麗にマッチしたんだと思います。
すぐにハマってしまい、木沢さんの短編を読み漁りました。
こうして出会い、交流を都度都度させていただきました。
ただ、それは、木沢さんがエッセイでおっしゃっているように、傷の舐め合いだったと思います。
でも、それでも。
出鼻を挫かれ、初っ端から
ああ! 確かに傷の舐め合いだったよ!!
でもな!!
これだけは確信して言える事があったよ!
「木沢さんはいずれ短編で賞を取る」
って!
なんでかって!?
彼の作品が好きだからだよ!!!
商業作品にも「……時間と金返せ」って思えるものが溢れてるんだから、見つけられたらいずれ出るって、信じてたんだよ!!
賞を取ったのは、オレオレ詐欺の作品ではなかったけれど、それでいいんだよ!
そのうち木沢さんは短編小説家として有名になって、世にも奇妙な物語とかで作品が使われるようになって、オレオレ詐欺にもそのうち脚光を浴びるようになるから!
その時は自慢するんだ!
「私はこの作品が無料公開されていた時から、その素晴らしさに気づいていました。証拠? ほら、カクヨムに私がつけたレビューの日付見てください」ってなっ!!!
それに、賞を取った2つの作品、これが「木沢カラー」なんだよ!
コレだよコレ! 絶対私には書けないコレ!!
ほらな! やっぱりな!!
しかも、絶対、これはキッカケに過ぎない。
これからなんだよ。
これから。
お互い、閉じた世界で満足せずに、足掻き続けたからこそ、今があるのだと思います。
ぶっちゃけ、私はまだ『カクヨム』という閉じた世界の中ですよ。
何故なら、批判が怖いからです。外の世界には他人をぶっ叩いてスッキリしたり、批判して自分に酔って心を満たす人でいっぱいなんだもん。メンタル豆乳の私には刺激が強すぎる。
でも木沢さんは、外部の短編賞とかに応募しまくったりしていましたからね。
彼の受賞は、彼のその外部へ向いた努力の賜物だったと思います。
そんな彼が、「賞をとったら一番に報告したい人」として、私を選んでくれた事が、とても嬉しいです。
本当に。
勿論、ネット上ですから。
顔も、本名も、職業も(※職種はお互い公言してるから知ってるけど)、住んでる詳しい場所も、年齢も知りません。
それでも。
私という人間の「今」を構築してくださっている事は、事実です。
本当に、いつもありがとうございます。
そして、これからも、よろしくお願い致します。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます