怪異より人のが怖いよな。

投票をするために最終に残った4作を読んで選ぶために頭から再読。
再読を通しですると新たな発見があって楽しい。
いつもは稟市さんの色々を拾い読んでるからそれとは違う情報がきちんと入ってくる。再読に耐える作品なのすごい。単純に面白い。
そして稟市さんが尊い。生きててくれてありがとうしかない。
人物がいろいろな面を持ち場面、対面する相手によって変化する。それが話を動かしキーにもなる。見事。
稟市さんが嫌いな人も結構好きでごめんなさい。
しかしマジに面白いし楽しい。きつい話だが稟市さんがいてくれるので読み通せた。そういう塩梅やバランスもいい。
素敵なお話をありがとうございます。
すてき。



怪異より人のが怖いよなって話ではあるんだけど、それでも怪異が怖くないわけではないという話だよなぁと。

子供もかわいそうなだけじゃなくて怖い。大人もわりとダメダメなやつは可愛らしいなぁという所もあるかも?いやほんとか?でも嫌いになれないとか。

でも稟市さんの(多分)かわらなさはこの人の弱さだけど強さ。希望の光。
推す。
ヒサシ君の方ほうが虫干しに必要なお日さんみたいな横破りな力があるかなとは思うけど。

色々と謎がそのままだけどホラーという意味では。あとここで開示されてないだけで何にもないから「謎」って訳でもないと思わせるのは読ませる物語だった。
ありがとうございます。

宍戸君は主役かーって思って読み始めたが最後まで読んだら不憫だった。
生き残ってよかった。

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