世代間ギャップや情報リテラシーの差に、子を思う親の愛を加えると——爆笑してしまう悲喜劇に!
夢の小説家デビューが決まり、夢心地の主人公を襲う恐怖の言葉は「ママです」。
身内も身内、自分の親からコメントが飛んできたら? きっと主人公のように狼狽え、嘆き、悲鳴を上げることしかできないでしょう。
テンポよく繰り出されるギャグに、私は朝から爆笑しました。とても良い目覚めになりました。
そして、ラストも秀悦。
親の愛は無限大、止まるところを知らない愛なのだなぁ、としみじみと笑いました。
笑えるお話を求めているなら、是非、ご一読ください!
この作品は、架空のWeb小説サイト「カケヨメ」で書籍化デビューした主人公が、両親にそのことを報告したら、予想もしなかったコメントが寄せられてしまうお話です。
しかし、彼の両親はまるで悪気はありません。書籍化デビューした息子を心から応援しているのですが、それがちょっとずれていて、とんでもないことになっていきます。
現実にこのようなことが起こったら、誰しも困ると思いますが、ありそうな気がするからこそ面白いのかもしれません。
両親の面白コメントに翻弄される主人公。テンポのよいギャグを見ているようで楽しく、ついつい笑ってしまいます。
最後は良い話だと思えるようになっていますし、楽しく読めると思います。笑いをお求めの方は、読んでみてはいかがでしょうか。