皿洗い



 「先輩手伝います」

「いや、大丈夫」

「手伝います!」

「じゃ俺はレジの方手伝いに行くからやっといてくれ」


  ☆


 私、美波優花がこのダリーズコーヒーのアルバイトしてから一週間画経ちました。皆優しくて、特に望月さんにはいつもお世話になっていてわからないところがあったらいつでも声をかけられる存在です。

 でも私の教育係である、健也さんは少し冷たい気がします...。ナンパの件で助けてもらったことで少し気まずさがあります。

 ほんとに仕事の事で必要最低限のことしか考えてくれないです。

 

 「優花ちゃんどうしたの?難しい顔しちゃって」


 休憩室に入ってきた望月さんが話しかけてくれました。


 「健也さん、私のこと嫌いなんでますかね?仕事の内容は教えてもらってるんですけど、必要最低限のことしか教えてくれなくて。」


「必要最低限じゃダメなの?」


「私はもっと健也さんと話してみたいんです。ナンパの件でまだ色々とお話ができてないので。」

「あーそうゆうことか。てっきり好きになったと思ったよ。」


 「そんなんじゃないです!!」


「でも、健也くんはね女の子と色々とあったらしくて話すのが苦手らしいのよ。顔はイケメンなのにもったいないよねぇ」


「色々ってなにがあったんですか?」


「女子にいじめられたとかじゃない?わからないけど」


「私、健也さんと仲良くなるために頑張ってみます!」



〜数分後〜



(逃げられた...やったぱり自然な感じが1番いいのかな?自然な感じで話かけるとしたら...さら洗い?いやそれは逃げられたから…

……あ!1番大事なこと忘れてた(泣))















 

 



 

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