バイト先の後輩がやたら俺に甘えてくる
よつく
エピローグ
大学の講習を終えた俺、清水健也はバイト先がある駅に向かった。そのバイト先とはダリーズコーヒー。
中学生の頃から店の雰囲気が好きでよく通ってたほど好きなお店だ。
ここのバイトをするようになって早五ヶ月が経った九月ごろ。まだ真夏と言える暑さが残る中、休憩室のクーラーに当たってた俺に店長の仲山さんが話しかけてきた。
「今日から新人入るから、君に教育係をお願いしたいと思う。」
「わかりました。」
このバイトに入って五ヶ月。やっと後輩ができたことに、俺は嬉しく思った。
店長、俺を合わせて6人の店員で切り盛りしている。
男は自分と店長の中山さん2人だけなので、同年代とはいえ女性と少し話すのが苦手な健也にとって少しハードルが高い壁でもあった。
「自分まだ入って少ししか経ってないですけど、大丈夫ですかね?」
流石に入って約半年とはいえ違う人の方が教えるのもうまいし、そっちの方がいいのではないかと、内心を店長にぶつけた。
「まだ高校生なんだよその子。」
「あー今年から高校生もバイトOKにしたんでしたっけ。」
「まぁ、人手が足りないからねぇ」
と話していると、
「なかやまさーん、新人の子が来ましたー」
と望月さんが言った。
「清水くんも、顔を合わしてくれ。」
「わかりました。」
どんな子なのか。気になってしかたなかったため、つい即答してしまった.
どんな子だろうと、内心ソワソワしつつ待った。
「失礼します。美波優花です。よろしくお願いします。」
礼儀正しく挨拶してくれた子はまさかの女の子だった。髪は黒髪で肩ぐらいの長さで、出るとこ出ていて、街を歩けば二度見されるほどの美少女だった。
☆
(優花視点)
緊張しつつ綺麗なお姉さんに休憩室に案内してもらって、店長ともう1人残り男性に挨拶をしました。
店長は面接の時に挨拶をしましたが、もう1人の男性の方は初めてでした。
顔は少し黒くかみもそれなりに整っていた顔で、....
(!?!?!?)
よく顔を見たら、ナンパされた時助けてもらった方でした。
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