第15話 後書きのようなもの

何を書こうかと思った時、最初に頭に浮かんだのが鬱病の経験でした。

発症したのが1994年ですから、もう26年以上前のことです。


今は完全に治ってますが、私の場合、鬱が良くなってきたかなと思うまでに7年くらいかかりました。その後も引きずっているような感覚は随分長く続きました。

その間、仕事も続け結婚もしました。あんな状態でよくやってこれたなと思います。


やってこれた理由は〝お前はいつか挽回できる〟という〝本当の私〟を信じてたからだと思います。心と身体以外に、魂みたいなものがあるのかも知れません。


鬱は精神的なもの、心の病と聞きます。最近ではストレスにより分泌される過剰なホルモンによる脳の破壊という医学的なメカニズムも分かってきたようです。

誰もがすぐに症状を訴え、その人に合った適切な方法で鬱を出来るだけ早く克服できるようになることを切に願ってます。



おわり

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やっと話せるようになったこと @Mirai_no_yume

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