第113話  いつか来る未来

あれから2年ほど経った。俺は父親と同じ医大へ通っている。


七香は両親の病院を手伝ってくれている。もちろん俺の部屋で同棲している。


間も無く結婚する予定だ。


ルナさんはあの後直ぐに只野さんと結婚した、男の子が生まれ1歳半になった。


ジーナから葉書が届いた。


パパとジーナ、そして可愛い男の子が写っている。


俺は平穏な生活になった。


パワーは少しづつ落ちて、今では鉛筆を浮かす事くらいしかで出来ないが、その事は秘密になっている。


ヴェロウス卿は国王になって、常にこちらの様子を伺っているらしい。


そしてジーナの弟であるパヴェルはヴェロウス二世と呼ばれ、頭角を表しているようだ。


俺の子供であるエレムは既に覚醒して強いパワーを持っているらしい。


おそらくルナさんが言ったように10年後か15年後には、またラミアとラムの戦いが起こるのかもしれない。


「その頃日本は一体どうなっているんだろう」独り言が漏れた。




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最後まで読んで頂きありがとうございました。

大切な時間をこの小説へ頂いたことに深く感謝します。

これで第一章は終わりです。


第二章はラムとラミアの最終決戦です、また時間ができれば書きたいと思っています。

よろしくお願いします。

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幼馴染はグルメな吸血鬼 紫恋 咲 @siren_saki

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