第4話 中1「結」から
そういえば、給食の話をしていなかった。
給食は席の近い5人で固まって机を寄せて食べることになっていた。そういうことなので、自分とmは一緒の塊でご飯を食べることになった。何の話をしていたかは流石に覚えていない。ただ割とずっと喋っていたような気がする。くだらない話。授業の話。趣味の話。部活の話。色々話したのは覚えている。補足するなら、「給食」とは言ったものの、全員が給食だったわけではない。基本みんなは、親か自分で作ったかは知らないが、お弁当を持ってきていた。自分は給食だった。mはお弁当だった。なんで給食かって?圧倒的に安いからだ。うちは貧乏なんです(シクシク
そんなこんなで割と何もなく中学一年生は幕を閉じた。何か目立つイベントもなく、普通に終わった。
中学二年生となった自分は新しいクラスでいっしょになったメンツを見て、若干憂鬱になりはしたが、すぐに「おっ」と声が出てしまった。理由はお分かりかな?そう、彼女mが一緒だったからだ。この時「助かった」と思った。同時に不穏な空気も感じた。理由はない。ただ「なにかまずいことがおこる」と漠然的に思った。
to be continue
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次回から中学二年生の話を深堀りしていくよ
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