20240903号「丁寧な地の文で紡ぐ中華系小説」
カクヨム掲載作品の中から、好みの作品を見つけ出すのは至難の業です。
そんな方々に、今読んでおきたいお薦め作品を紹介していく隔週の定期刊行物です。
今回のテーマは「丁寧な地の文で紡ぐ中華系小説」です。
素敵な作品が揃いました。是非ご一読ください!
◆◆◆◆◆◆【20240903お薦め作品はこれ!】◆◆◆◆◆◆
『水滸拾遺伝~飛燕の脚 青龍の眼~』
https://kakuyomu.jp/works/16818023212935889527
作者名:天 蒸籠 様
アピールポイント:中国四大奇書の一つ「水滸伝」一のチート武将、拳法の達人の「浪子燕青」が、道教仙術の使い手の少女道士「祝四娘」とともに「弱きを助け魔物を挫く」物語。
宋代の実在人物や歴史に、「燕青拳」、陰陽五行説、道教の咒文、「山海経」の魔物を折り込み、リアルを追求した歴史冒険小説です。
(以前の企画で「双星の天剣使い」の七野りく先生から「とてもきちんと書けています。」とのお言葉をいただきました。)
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『瑞国伝』
https://kakuyomu.jp/works/16818093078198236614
作者名:水野文華 様
アピールポイント:架空の王朝・瑞国を舞台に、科挙を突破したものの冤罪によって宦官となった男・楚清朗と、皇后である母親の傀儡となっている傲慢な少年皇太子・李翔令が紡ぐ主従譚です。2万字の完結済みの物語なので、さくりと読めると思います。
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『青春怪異譚〜傲岸不遜な公族大夫の日常』
https://kakuyomu.jp/works/16817330651050151305
作者名:はに丸 様
アピールポイント:古代中国、神や怪異が現実に『ある』として祭祀を行ってた春秋時代。
大国『晋』の貴族令息で文武両道傲岸不遜な『シカイ』とその後輩で誠実な根性美少年『チョウブ』のバディを軸に呪いや祟りを知恵と胆力で『なんとか』していくオカルトコメディ。
主役バディたち含め、登場人物ほぼ実在した人物。厳しい人生にあったかもしれない、青春のモラトリアムとしてえがいてます。
春夏秋冬の四編構成。完結済。
春→古代的な祟り
夏→山海経な獣と対決
秋→後宮オカルトミステリー
冬→道祖神とループ
と、全て違うスタイル。
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『斯くて陽は昇る』
https://kakuyomu.jp/works/16817330664803590177
作者名:かささぎかづる 様
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『草原演義』
https://kakuyomu.jp/works/16817330654336279336
作者名:秋田大介 様
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『天虎小旅記』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054921438277
作者名:橘 泉弥 様
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第一稿:2024年9月3日
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