M2層の私の振り返り

　若い人が大量に増え、コントロール出来なくなった彼らを何とかするために、あえて過酷な環境に送り込む。そんな作品が昔はたくさんありました。今はそれほど多くはないようです。あまり見られなくなりました。

　昔は、若い人たちに対する「彼らが理解出来ない」という恐怖が、これでもかというぐらいに喧伝されたものでした。

　今の若い人達の親というのは、かつて「今時の若者は理解出来ない」と言われ恐れられた世代です。この世代は悲しいことに、フィクションと違って全体としてはハッピーな世界を作れませんでした。
　そして、相も変わらずたくさんいますし、相も変わらず命の値段が一番安い世代なのかもしれません。

　これはそんな世代の一人である私の振り返りです。