このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(104文字)
思春期は、様々な身体の変化が起こります。それに伴い、心も変化が起こります。純粋無垢で、無邪気な心だった幼少期から、どう変化するのか?その純粋さが純粋であればあるほど、どう変化するのか?このお話は、純粋であるが故に屈折し、自分の心と葛藤しながら、苦しみ、そして成長していこうとする、 そんな主人公のお話です。このお話を読むと、何かしら、心に引っかかるはずです。是非、お読みください!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(100文字)
思春期の女の子同士の会話はいつも相手の心のさぐり合い。友人だと思っていても、表面だけってことも多くて…。でもその関係が壊れるのも怖くて…。男女問わず、本当の親友の作り方とは、普段は見えていない本音をどうやってお互いにさらけ出すかにかかっていると思います。そんな、大人への階段を上っていく彼女たちの青春1ページを覗いてみませんか?
かわいい女の子たちの揺れ動く気持ちが丁寧に描かれています。読みやすく、サクサク読み進めているうちに、えええ? となり。うわってなり。そうか、そういう展開か、そうだったんだと納得してしまいます。作者様の仕込んだ展開に、おおって思うことでしょう。どうぞお読みください。とても素敵な短編です。