おわりに
本エッセイをお読みくださり誠にありがとうございました。
なんとかストレートで免許取得まで進めたので、本作はめでたく完結する事ができます。
ではあとがきらしく締めるために、まず執筆の経緯をお話しておきましょう。
バイク免許のエッセイを書くにあたり、他の方の作品も参考にしようと検索を掛けたのですが、教習の最初から最後までを(無駄に)緻密に書かれたものは1つもありませんでした。この広いweb小説の界隈で未開拓のジャンルがあるのか、ならば私が先駆者になろう! と無駄にイキがって書き上げたのが本作です。バイク免許を取るまでのエッセイという需要の欠片も無い部門の第一人者になれました。やったね。
続いてパイクの教習生ヤンキー多過ぎ問題について。これは教習の時間によって大きく変わる事が分かりました。
ざっくり言えば土日祝と夜間帯は様々な年代層がいます。平日昼間は20歳前後のヤンキーしかいません(偏見含む)
そもそも多くの社会人の休みは土日なので、こうなるのは当然ではありますが、免許取りたいけどビビりな陰キャの方はご注意くださいまし。
あと年代問わず、バイク教習生の喫煙率高過ぎ問題も明らかになりました(笑)
やはりそういう方が多いのでしょうか。教官もタバコ吸ってる方が多い印象でした。
では最後に。バイク乗ってみたいかも、と考えてる陰キャの方へ稚拙ながらアドバイスをしてみたいと思います。
バイクってそれなりに運動神経良くないと乗れないんじゃないの? 力無いけど乗れるの? と思ってる方。
私が乗れたので乗れるでしょう。自慢では無いですが、学生時代の私は破滅的に筋力が無くて、健康な人の中では全国で5番目くらいには力が無かったと自負しております。新体力テストのハンドボール投げでは測定不能でしたし(最低ラインの5mにも満たなかった為)
自主的に筋トレをした結果、今ではそれなりに力はつきましたが、成人男性の平均には到底及びません。
きっと力の大小よりも力の入れ方、コツを掴む方が大事だと思います。困ったらきっと教官が手助けしてくれるはずです。乗りたい気持ちがあるのならば大丈夫。ぜひ1歩前へ踏み出してみてください。
それから、バイクって危険でしょ? 事故とか怖いし……と思ってる方。
仰る通りです。自動車と比べるとバイクは遥かに事故のリスクが高く危険な乗り物です。絶対に怪我をしたくない人は乗らない事をオススメします(笑)
ただ、バイクで走った時に全身に受ける爽快感は車では味わえません。夏は暑いし冬は寒い。雨が降れば体は濡れるし、風が吹けば体が振られる。わざわざバイクに乗る必要があるのかと私も思っていましたが、今ならバイクを趣味にしている人の気持ちも分かります。
リスクは重々承知しているのです。それでも魅力を直に感じたい方は免許を取ってみてはいかがでしょうか。バイクは危険な乗り物ですが、事前に回避できる要素は沢山あります。安全な環境と安全な車体で安全運転を心掛けましょう(公安委員会の啓発っぽいな)
私こそ、元々はバイクに興味はありませんでしたし、あくまでペーパードライバーを卒業するまでの繋ぎと考えていますが、免許を取って良かったと思います。
学生と比べると変化が緩やかで時間だけが過ぎていく中、久々の刺激的な1ヶ月となりました。平凡でつまらない人生に「バイクを運転できる」という新たなステータスが加わった事で、この先に思いもよらぬ展開が待ってるのではと期待もしたりします。
思い立ったが吉日。まああれです。チャレンジ精神が大切って事ですね。お読みくださった皆様の毎日にも嬉しい変化の種が眠っていることでしょう。土から芽が出てすくすくと成長するのを願っております。
繰り返しになりますが、この度は本エッセイをお読みくださりありがとうございました。
P.S.
私、普段はヒロインがおかしい……もとい、可愛いラブコメを書いている者です。
ご興味のある方はぜひ覗いてみてくださいね!
クソ陰キャぼっちオタクでもバイクの免許は取れるのか!? きり抹茶 @kirimattya
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます