諦めと無関心と……

なかなかに酷い親族関係を抱えた主人公のお話。

ガサガサとささくれたような人の心の負の側面が静かに描かれます。心地のよい話ではないのですけれど、その不快感が素敵な作品へとまとめられていました。

じんわりとひく余韻にいろいろと考えさせられて、日々の自分の言動にも反省するべきな気もしています。