第10話

 なん…だと。どうゆうこっちゃねん。


「なんでなのか分からないけど、ぱっと思い浮かんだのはそういう体質or条件満たしていないってとこかな。」


 自分で言っといてなんだけど、そういう体質って意味わかんないし条件ってなんだよ…


「女神様に選ばれてオーブに入れない体質何てものはないだろう?条件を満たしていないと言ってもお主らは16歳以上であろう?なら問題ないはずだが…」


 いやいやいや、この手の話は追放ざまぁの展開でしょ?無能だと思われた主人公が後々凄いやつだと分かるアレよ…ってそれだと自分が主人公みたいやん、やだよそんなのめんどくさいじゃん俺は脇役で充分です。次の方どうぞ〜っとはならんやろ何言うてんねん自分。


 それにしても16歳以上なら大丈夫なはずで何があかんのだろうか…


「ん?なんで16歳以上なん?」


「あぁ、それはだなこの国というかこの世界は16歳から成人だからだ、16になったらすぐに来る者もいれば20になったら来る者や来ない者もいるぞ」


 ふーん、そっすか〜普通そーゆーのってもっと早い段階でやらん?ほら、よく5歳とかでやるじゃん?ちがう?俺が読むラノベが偶然そんなのばっかりだったのかな??

 まぁいいや、けど…


「多分だけどなんでダメなのかわかった気がする。[この世界では16歳から成人]ってとこが肝なんだろうな俺たちはこの世界の人間じゃないから16歳以上でもダメ、元の世界で成人の20歳に達してないと入れない、これなら小畑が入れて俺が入れないのが納得いくが、どう思う?」


「なるほど、なかなか面白い仮説だな、どうやら我々は頭が凝り固まっていたみたいだな」


「あくまでも仮説だしそれを正しいと証明できるかどうかは花音と晴貴で分かるかな?」


「そうだな〜俺も花音もまだ19だから入れないはず、入れたら…ドンマイ☆」


「入れない事を願う、そうじゃないと心折れちゃう」


「じゃあ取り敢えず私と晴貴でチャレンジしてそれからまた考えようか?」


「あー、うん頼むわ〜って俺が決めていいの?他は?」


「「「どうぞどうぞ!」」」


 どこぞのダチョ〇倶楽部だよ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

@ooo200

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ