あっぷるれいんぼー
沢市さとみ
第1話 巨根との邂逅
私の名前は虹あやめ。
朝、目覚めて確認すること。今日の日付、交通状況。電車は遅延していないか、会社の付近で通行止めが起きていないか。それから1日の大まかなスケジュール。特に休み明けは頭がぼうっとして、やるべきことが抜けていたりするから要注意だ。
毎朝同じ手順で化粧をし、同じ情報番組を見て、同じ時間に家を出る。毎日毎日同じ場面の巻き戻し再生だ。そこに満足や不満足はなかった。覚えた動作を繰り返していないと、ある日突然手から足から壊れていくのではないかと、心配だったのだ。
おかしい。綿密に計算し尽くした時間に目覚ましをセットしても、私は常にホームを走っている。駅員がこれ以上は無理だと合図するのを無視して身体をねじ込ませた。5分でも逃すと遅刻になってしまう。上司に怒られることに比べたら、駅員の迷惑そうな顔や怒号なんてなんとも思わない。
あ? 入ってくんなよ。と言いたげに先客が睨む。この場の誰も私を歓迎していなかった。なんとでも言うがいい。ドアさえ閉まればこっちのものだ。私はいつも通り目を閉じて無になる。右腕は捻れて背中に回っていたが、もはや元に戻すことはできなかった。3駅の辛抱だ。
(ん?)
えもいわれぬ良い香りが私を包む。花のような、いやもっと力強さがあるか?
満員電車では振り返ることもできないので、ドアのガラス越しに背後の人物の顔を見た。
この世に絶世の美男子というものが存在すると、私は初めて知った。テレビでイケメンとされる青年が微笑もうが踊りたくろうが、晩酌の共になるくらいのものだったが、文字通り目を奪われた。
色白の広いおでこ、一本筋の通った鼻、形のいい眉、伏せられた切れ長の大きな瞳、つややかな黒髪。顎や口元は私の頭で隠れている。でもきっと素晴らしいに違いない。
今までこんな美しい人、乗っていたっけ? 乗客の誰も目を伏せるかあらぬ前方を眺めるばかりで彼を見ていない。彼も一心不乱に携帯を見つめている。
ふと、ガラス越しに視線を感じたらしい彼が顔を上げた。私は反射的に顔を俯ける。電車が揺れ、片足で踏ん張った。
(うっ!)
位置がずれ、前へ押された彼といよいよ密着する。それはいいのだが、斜め後ろに回っていた私の右手は、あらぬモノを掴んでいた。もしかして、もしかしなくてもこれは……。
再びガラス越しに彼を観察する。まるで気づいていない。鞄が当たっているとでも思っているのだろう。
無理にでも手を抜こうとすればどうなるものか。それどころか少しでも動かせば違和感に気づいて痴漢扱いされるかもしれない。
痴漢。そう、今の私は立派な痴漢である。ああ、お願いこのままバレませんようにと祈るばかりだ。たとえバレたとしても情状酌量の余地が欲しい。けして触りたくて触っているのではないと。
それにしても、一駅過ぎる頃には、私は少し冷静になり始めていた。
顔が美しいだけではなく、結構立派なものをお持ちである。通常でこれなのだから、もしフルパワーになったとしたら一体どんなことになってしまうのか?
気がつくと私の唇は締まりなく歪み、うっすら鼻息が漏れていた。いけない、なにを考えているのだ。慌てて真顔を作ったが、気がつくとそのことばかり考えてしまい、再び口元がだらしなくなった。
真顔と薄ら笑いを繰り返しているうちに目的駅に到着し、私は雪崩を喰らったように外へ押し出された。
「あ!」
その拍子に鞄が肩から外れ、膝をついてしまった。昨日ひと晩かけて作った書類がバラバラこぼれるのを目を皿のようにして見つめた。手も足も出ない。人々は迷惑そうに私を避けていく。件の美男子も、人波に華麗に乗っかって早足で出口へ向かっていった。
(同じ駅だったんだ……)
鈍くさい私だけが残される。人手がなくなってから、ぼちぼちと散らばった紙をかき集めた。あからさまに靴痕がついているものもある。USBは持ってきていたっけ。会社でもう一部作る暇はあるだろうか。
「はい」
果てのない紙束集めは唐突にエンディングを迎えた。私の目の前にはきちんと向きを揃えて書類が差し出されている。状況を理解する前に、私の指は端っこをつまんだ。同時に、白い丸みのある手がすっと離れていく。
「大丈夫?」
落とし物を拾ってくれただけでなく、彼女は私の背を支えて立ち上がらせてくれた。「あ、どうも」という低い声が聞こえたと思ったら自分の声だった。
「怪我してない?」
ふわふわの茶色の髪を頬のあたりでくるんと内巻きにした、小柄でとても可愛らしい女性だった。春物のポンチョに白いショルダーを下げた出で立ちを見て、即座に休みの人はいいなと思った。
「ちょっと擦りむきましたが、誤差の範囲内です」
「酷いよね。うしろから押すなんて」
むくれると子どもみたいでますます可愛らしいし、赤の他人のことで怒れる優しさに感じ入る。
「まあ……満員電車なんで。私も不注意でしたし……」
「あ、血が出てる」
もたもたと返答をしている間に彼女の視線は私の膝に移動する。そして、ショルダーに腕を突っ込むと、取り出した絆創膏を差し出した。「これを使って」
「大丈夫ですよ。会社に着いたら消毒でもしておきます」
「駄目。雑菌入っちゃうから」
あろうことか彼女は持っていたハンカチで私の膝を軽く拭き取り、そうしてから絆創膏で止血をした。その間私はされるがままだった。あ、そんな、結構ですよと言ったけれど彼女の耳には届いていないようだった。
「ごめんなさい……」
「いいの。私もよくトゲが刺さったりして血が出ちゃうから持ってるんだ」
ひょっとして私の魂は押されて倒れた拍子に身体から飛び出し、天使と会話しているのではないか。そうでなければ辻褄があわない。
「トゲ。お花屋さんかなにかですか?」
「あたり! 良かったら来てね」
気付いて貰えたのが心底嬉しかったようで、満開の笑顔をくれる。ハ、まさに天使だな。貰った名刺にろくに目を通している時間がなかったので、私も自分の名刺を用意し、手早く交換を済ませると、人少なになった改札に向かって走った。
「行ってらっしゃい!」
手を振る彼女に対して数度へこへことお辞儀のようなものを繰り出した。いつもと少し違う、私の朝である。
「何時だと思ってるの! 出勤時間くらい守りなさい!」
上司の怒号がオフィスに響き渡る。その隙間に他の社員が我関せずで、というか無になるしかない様子でキーボードを叩く音が入り込む。怒号を一身に引き受ける私の姿が、上司の背後の窓に映っている。既に一日の終わりを感じさせる顔だった。
「すいません……」
「もういいわ。午後の会議に使う予定の資料はできてるの」
「あ、はいここに」
「クチャクチャじゃないの!」
そういえば靴跡がついているのを忘れていた。駅と違って、洗練されたオフィスで見ると殊更に汚く見えた。
「スイマセッ……作り直します」
慌てて上司の手から汚物をひったくって席に戻った。
「あんた大丈夫?」正面のデスクの
「いえ……電車は遅れていませんでした」
「そう」
知恵の視線に堪えきれなくなり、私は書類作りに没頭するふりをした。上司に怒られ、萎縮する私を、常に情けないと叱咤激励している節がある。そんな顔をされても大概のことは私がいけないのだし、どれだけ尻に鞭打たれても競走馬ではない私は粟を食って転倒するのみである。
「うぉおーーーーっす」という徐々に大きくなる長い挨拶が飛び込んできたのは、ちょうどUSBをパソコンに差しかけたときである。いつまで経っても彼の吠声に慣れない私の肩は、びくんと跳ね上がった。
「おす!」
「おふっ……!!」
通り過ぎざまに背中を思い切り叩かれ、呼吸が止まる。咳き込む私に彼はガハハと呵々大笑し、グローブのような手で私が朝丹念にセットしてきたお団子ごと頭を掴み、乱暴にかき回した。
「ほらほら朝からどーしたあ!? 元気ねーぞ!」
「ごほっ……ごほっげほっ」
隣のデスクにどっかと座り、頬杖をつきながらゆっくりと回転椅子を揺らす。揺らしながら、「まーた仕事抱えてんのか?」と訊ねる。まだ声が出ない私は無言で数度頷いた。仕事を抱えていない勤め人など存在するのだろうか。
「ったく……頑張り屋」
「……ヒュー、はあ……」
よし! と彼はなにかをひらめいた様子で、骨付き肉さながらの太ももを両の手の平で叩いた。バカッという音に身を縮める私の首ねっこを掴む。先月のお給料で自分へのご褒美に奮発したブラウスが、ミリッと悲鳴を上げた。
無理矢理私を立ち上がらせ、「こいつちょっと借りてくわ」とデスク中に宣言した。ぎょっとする私を差し置き、相変わらず無茶だなあと誰かが笑う。室内は和やかなムードに包まれた。
「こないだ二人辞めたろ? 人足りねーんだって!」
「でも午前中にやらなきゃいけないことが……」
「いいからいいから」
私にだけ聞こえるように、耳元で囁く。出勤ぎりぎりまで頑張って吸っていたのか、フッと煙草の匂いがした。「たまには息抜きしないと、な。お前ちょっと根詰めすぎだ」
「はあ……」
根を詰めないと間に合わない。名残おしく我がデスクを振り返り、首を戻すと、画面いっぱいに美しい顔があった。
「わ!」
「うおおっと」
叩木さんの腕が脇の下に滑り込んできて、私は出入り口正面から隅へどかされた。
「びっくりしたあ! あー、マジびびったわあ!」
胸に手を当てて吠える叩木さんを、入ってきた主はちらりと一瞥し、わずかに眉を潜めた。両腕に抱えた段ボール一箱。
「やっと来たわね。遅いじゃない」
宛名さんが嬉しそうに立ち上がる。彼は私と叩木さんにはそれきり目もくれず、宛名さんの方へ歩いて行った。空気が動いて、今朝嗅いだ匂いが私の鼻孔に甦る。
どうして!! 電車の人がここに!!
「紹介するわね」
疑問は宛名さんによってすぐに解消された。「今回のプロジェクト、手伝って貰おうと思って。別部署からあたしが直々にヘッドハンティングしてきたの。豊穣──
プロジェクトとはなんであるのか、新米で雑用ばかりしている私にはあまりわからない。同じ会社なのにまるで天上の会話だと、一点を見続けていた。
「どうも」
そこそこの挨拶で彼は自分のデスクに箱を置いた。私を含め、全員がじろじろと彼を観察した。美しいから見惚れるというより、さりげなく身につけたブランドの数々や、新入りなのにまったく謙虚さの欠片もなさそうな堂々たる態度に様子見をしている状態だった。
「なってねえな」
頭上で叩木さんがぼやく。
「虹さん」
宛名さんに呼ばれ、ふらふらと近寄っていくと、彼女は玲さんの前に私を立たせた。アレとの距離が近くなり、自然ににやつく。
「虹さん、会社の外回りだけじゃなくて営業の雑務一切をやってくれてるから。わからないことあったらこの娘に聞いて」
「ごご、ご紹介に預かりました。虹あやめです。よろしくお願いします」
「よろしく」
「なんでも聞いてください」
へへっ、へへっ。
差し出された手を握り返す。イケメンの手はしなやかで、それでいて少し骨ばっていて、大きかった。
「あのさあ」
「へへっ──へへ…………ん?」
顔を上げると、玲さんがどんよりと私を見下ろしている。長い眉を左だけ持ち上げ、「さっきからどこ見て喋ってんの」と訊ねた。私はひとまずまばたきを一回。本当に、本当に綺麗な顔。
「どこって……」
股間だ。このやたら高級そうな服の中には、猛々しいアレが収まってるんだろう。手で握って確かめたのだ。油断も隙もない美しさで、それでいて隠し持つ雄々しさに私はすっかり舞い上がっていた。けして疲れてなどいない。
「わりー! こいつちょっと人見知りなんだわ!」
私が答えるより先に、叩木さんがどやどやと割り込んだ。まあその通りだが、玲さんは私に訊いたのに。
「ふうーん」
長い指でさらりとした前髪をかきあげるという仕草をごく自然にやってのけると、興味なさそうにデスクへ戻って行った。宛名さんが追いかけ、二人で早速なにか話している。私は後ろ髪引かれる思いで叩木さんに肩を掴まれ、オフィスを出た。
自分の名誉のために誓って申し上げる。男性に対してこのような気持ちになったのは初めてだ。
「へへっ、へへっ」
差し出された手を握り返す。イケメンの手はしなやかで、それでいて少し骨ばっていて、大きかった。
「あのさあ」
「へへっ──へへ…………ん?」
顔を上げると、玲さんがどんよりと私を見下ろしている。長い眉を左だけ持ち上げ、「さっきからどこ見て喋ってんの」と訊ねた。私はひとまずまばたきを一回。本当に、本当に綺麗な顔。
「どこって……」
股間だ。このやたら高級そうな服の中には、猛々しいアレが収まってるんだろう。手で握って確かめたのだ。油断も隙もない美しさで、それでいて隠し持つ雄々しさに私はすっかり舞い上がっていた。けして疲れてなどいない。
「わりー! こいつちょっと人見知りなんだわ!」
私が答えるより先に、叩木さんがどやどやと割り込んだ。まあその通りだが、玲さんは私に訊いたのに。
「ふうーん」
長い指でさらりとした前髪をかきあげるという仕草をごく自然にやってのけると、興味なさそうにデスクへ戻って行った。宛名さんが追いかけ、二人で早速なにか話している。私は後ろ髪引かれる思いで叩木さんに肩を掴まれ、オフィスを出た。
自分の名誉のために誓って申し上げる。男性に対してこのような気持ちになったのは初めてだ。
叩木さんの営業のお付き合いを早めに切り上げ、私は急いで会社に戻った。みんな昼食に出てしまって、やりかけの報告書や電源が切られたパソコンがずらりと並ぶ様子が、終末世界を思わせて心細い。午後の会議に間に合うように資料を作り直さなくては。私は本来総務ではなく営業なので、自分の担当する仕事だけをしていればよいのかもしれないが、プロジェクトに必要な簡単なレジュメや見積書を宛名さんや叩木さんから頼まれることも多い。特に叩木さんはパソコンが苦手とかで、入力業務はほとんど私に振ってくる。
致し方なし。私は入社して間もないのだから。コピー機の詰まりや用紙の取り替え、いっぱいになったごみ箱の整理も仕事なのだ。昼飯は食いっぱぐれるけれども、それより資料が会議に間に合わないかもしれない恐怖で空腹は感じなかった。
「お昼行かないの?」
「え!?」
猫背で鼻息荒く、過去最高の速さでブラインドタッチを駆使していた私は弾かれたように背筋を伸ばした。対面デスクの筐体の後ろから、玲さんの美しい顔が半分だけ覗いていた。無人ではなかった?
「お昼」ちろりと瞳を持ち上げて、玲さんはもう一度言った。
私は驚いていた。なんとなく、朝の挨拶の様子から、話しかけられることはないと思っていたからだ。
緊張で頬が熱くなってくる。
「あ……いや、あの……」
「お腹空かないの?」
「いまは、特には……午後の会議に資料を作らないといけないので……」
ふ、と玲さんが眉を潜めた。一瞬のことで、彼は再び飄々とした顔で簡潔な相槌を打った。「あ、そう」
「ほ、豊穣さんは、召し上がらないんですかっ?」
「えー、うーん」
お手元のスマホをゆっくり操作しながら、気のない声を出す。
「食堂ぎっしりで食欲が失せたよ。誰かと肘ひっつけあって食べたくない」
「では、外へ出たらよろしいじゃないですか」
「外は外でよそのサラリーマンがうじゃうじゃいるんだよ。回転の速い定食屋なんて俺行かないし」
「あ、なるほど。パーソナルスペースを確保したいということですね」
「そうそう……なかなかね……」
彼がスマホの画面から視線を上げることはなく、私も再び猫背になり、二人の会話は終わった。
実を言うと、私が昼飯を返上して仕事をしている状況はなんら珍しいものではなく、彼のように「お昼行かないの?」と声をかけてくれた人はいままでにもいた。しかし私はそれらの気遣いに対して喜びや感謝を感じたことはなく、むしろどこか煩わしさ強めに生返事をしていた。行けたら行くのだし、行けないですと言えば同情の目を向けられるだけだし、結局彼らが気の毒そうに背を向ける結末は同じなのだ。
玲さんは私を心配したのではない。彼は自分の中に湧いた疑念を消化したに過ぎない。そして私からの疑念に応じた。それだけのことだ。一種冷酷ともとれるその態度が私にはとても心地よかった。腫れ物にこわごわ触れるのではなく、様子を調べにきた。誰よりも私という人間に興味を向けてくれたと感じたのだ。
資料は昼過ぎに完成し、無事に会議に間に合った。いまさらどこかへ食べに行くのも億劫で、会社近くのコンビニでサンドイッチを買い、無人の(今度は本当に無人だ!)食堂で頬張った。寂しくて落ち着く時間だった。貪りながら片手でメールや最新のニュースをチェックする。特に深い興味があるわけではなく暇潰しだ。
「あ、そうだ。花屋の場所を確認しておこう」
今朝の親切な花屋のお嬢さんに礼もしないで墓に入る趣味はない。彼女のハンカチには私の不健康なヘモグロビンが付着している。健康的で真新しいハンカチと菓子折を持って訪ねたい。貰った名刺で住所を割り出し、検索をかける。私の家と会社の中間地点で、意外と行きやすそうなことが判明した。今日は定時に上がれるだろうから、早速行ってみようか。
「いたいた」
バンッと勢いよく開かれた扉の音にびくりと肩をすくめる。宛名さんだった。
「ごめん、これ頼めない? こっちトラブっちゃって」
これとかこっちとか、よくわからない。積まれたファイルを一瞥し、再び目線を上げると宛名さんはもう出て行くところだった。
「はい、わかりました」
無人の空間に返事をする。想像していたこのあとの予定、自由に向けて開きかけた翼をそっとたたんだ。いつものことだ、なにも思うまい。
そういえば夕方から雨が降ると言っていたし、今日は、花屋を訪ねるに相応しい日ではなかったのだった。
あっぷるれいんぼー 沢市さとみ @satomi00
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