19歳でデビューした1巻打ち切りラノベ作家が、20代で新人賞を受賞して再デビューするまでの話

作者 及川シノン@感想書くマン

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★★★ Excellent!!!

twitterのRTで知り、最初から通して読ませていただきました。

成ったあと、また成って一区切りついてしまったあと、「では新作を提案お願いします」といわれて書けるスキル。パッケージに収めるスキル。パッケージ内での売りを企画段階から明確に意識できるスキル。そのほかさまざまな仕上げるスキルについての大事。

書くためには生活の基盤が重要という、命と心への余裕の大事。

書き続けるにはそれらを以て行わなければ病んでいくことが如実に読み取れる内容でした(現時点では7節まで)。
当初から書かれている「作品を書かないことには始まらない」という事実、公募やコンテストに原稿を使い回すなら新作をも撃ち込むくらいの気概を見せろとか、頷ける部分が多く。

僕はとかく、命と心の余裕を第一に推したい。
二作目という大将首、おめでとうございます。戦っていたからこそですね。

★★★ Excellent!!!

まだカクヨムができて間もない頃。
及川シノンさんは『応募してきた全部の人の作品を読んでレビューする』という、正気とは思えないイカレ★マッド企画をやっていました。商業作家に読んで貰えてレビューまでくれるの!?
それはもうたくさんの人が応募しましたね。シノンさんの見る目は物凄く確かで、彼から絶賛されて、その後商業デビューした人をたくさん見ています。

シノンさんのデビュー作品も買って読みました。Twitterでそれを伝えると、なんだかとても恥ずかしそうだったのを記憶しています。そのうち、シノンさんのカクヨムの更新が止まり、Twitterが途絶え、アカウントがなくなり…もう会えないのかな。もう書かないのかな。と思ってたまにカクヨムのアカウントを覗いていた時。

お知らせに『5年ぶりですが新人賞を受賞しました』とあり、彼の名前を見て一気に胸が熱くなりました。そして嬉しいことに、彼は再デビューしたことに浮かれている様子はありませんでした。「あぁ……怖ぇなぁ……」と呟いています。彼はまごうかたなき本物になって帰ってきたんだな、と実感した瞬間でした。書くことは怖い。書き続けなければならないことはなんと辛いことでしょう。それを知ってもなお、彼は書く道を選んで戻ってきたのです。
ようこそ地獄へ。そして、書き続けるものだけが知っている天国へ。お帰りなさい。あなたをずっとずっと待っていました。