国の第一王子ハインスと、公爵令嬢シュレイアとの婚礼発表の場。 そこでシュレイアはハインスから婚約破棄を突きつけられる。 だがシュレイアは驚きもせず、落ち着き払った様子で問いかける―― ストーリーがテンポよく進むので、すっきりとした印象の作品です。さらりと読める一話完結の短編をお求めの方に特にお薦めです。
見所は何と言っても、悪役令嬢のカッコ良さ。気丈に振る舞っているのではなく、凛々しくて。読んでいるこちらまで、魅了されてしまいます。そして、タイトルにある『影』もまた……。王子の無知さにスカッとしながら、魅力的な二人にも注目してしほしい作品です。
典型的なざまぁものながら、主人公の令嬢がクールビューティーで終始風格があり、とにかくカッコイイ!きっちりとしたラストに読み応えスッキリ。短編なのでサクッと読めて読後感がスカッとします。ちょっとした隙間時間に楽しんでみては?
いやあ、主人公の終始カッコいい態度に惚れました。この状況からどう切り返すのか…?と思いながら読み進めていましたが、「なるほど!そういうことだったのか!」とすごくスッキリしました!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(246文字)
終始、悪役令嬢の勝利でして気持ちいい!影から現れる本命に胸キュン全部もっていかれます!!第一王子がおバカ過ぎてむしろありがとうです笑影に入ってるなんて、素晴らしい激重愛がありそうなお二人なので、ぜひ長編で読みたくなりました!
短編となっておりますが、短い物語のなかでも主人公の精神的強さが光っております。特に主人公の己を貫くまっすぐさが最後のおちと繋がっており、主人公を好きになれる素敵な物語でした!