一章第2話ルミア視点
ギフトをもらった後私はアクシア家に来ていた。何故なら私達の家合同の祝いを上げるため……なのだが
「ゼクスは……祝いを断ってどこかに行っちゃたのよ」
「そうなん、ですか」
理由は職業についてだろう、ゼクスの処刑者は、前例が極めて少なく、勇者と同時期に生まれると言うことくらいしか、分からないのだ。何なのか分からない。そんな理由でゼクスは、先刻、馬鹿にされ友達にも何か言われていた。私は、勇者ということで褒められていたから、余計心に傷を負ったのだろう。
ゼクスはいなかったが、パーティーを、行った。その後、私は森に来ていた。ゼクスは森を好んでいるから、森に居るのでは?と思ったからだ。
「……ゼクス」
ゼクスは見つけれたのだが話し掛けずらかった。だから聞いてしまった。
「ここまでのものだとアイツと一緒にいたくなくなるな〜」
アイツ、とは私のことだろう。職業の特異性により褒められた私と、馬鹿にされたゼクスその差が、ゼクスの心に、響いてるのだろう。
「……辛いな〜」
私は、その場にペタリと腰をつけ、ただ、呆然としていることしか、出来なかった……
転生したら幼なじみが勇者でしたが俺はもっと強い処刑執行者でした 白宮黒虎 @taizaihaoritari
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