120話まで読みました。
異世界に来てしまった我、覇王(転生って書いてないね?)。優秀配下が神の如く崇拝する王となってしまったが、実は元世界のチート知識など持ってない。
態度は偉そうでも実はちょっと小心だったりもする主人公。覇王ムーブに乗ってどんどん勢力拡大中。心の声の「よく分からんけど、君らに任せた」が良い感じを出しているが、要所要所では大事な決断をしているところはさすが。
個人能力の高さで無双するだけの物語ではなく、知略謀略入り乱れ。それに至る思考も丁寧に描かれて「極大魔法一発ドカンで俺何かやっちゃいました?」だけとは一線を画す面白さ。「空想個人技の詳細なんてそこまで詳しく書かれてもね~」なんてことは全くなく、組織としての戦略が覇王のもとで面白おかしく展開されていく。
覇王はもとより他登場人物たちも魅力的。さすが「第12回ネット小説大賞早期受賞!!」だけのことはある。もう目を離せない。現時点で全762話、まだまだ楽しめるとはなんと幸せなんだろう~
今、ハマってます (^^;
類型としてはダークファンタジーなのか??
多分、読み始めは設定などでオバロの二番煎じと感じると思います。
お願いですからとりあえず1章読んでみてから結論を出してください。何故二番煎じっぽい作品がこんなにファンを獲得しているか分かると思います。
私が一番好きなのは、作者様の(味方敵方関係なく)キャラ達への愛が溢れているところです。
敵も味方キャラクターの引き立て役ではない生き生きとしたキャラクター達ですし、出番が終わったらハイそれまでよ。とはならない辺りが本当にストレスフリーです。むしろ、出番が終わってから輝いてくるキャラがいるくらいで(苦笑)
ある意味勘違い系の王道な、君主国家の最高権力者のお話しで、作者様がハッピーエンド、ご都合主義でスカッとする物語が好き、と紹介に書かれているとおり、そんなお話し(っぽい、未完結なので)です。
鬱展開もなく、安心して楽しく読めます。
とはいえ、ちょっと捻った設定、展開で、読ませてくれます。惹き込まれます。
話数多いものの、読み始めると最新話までほぼ一気にいってしまうので、ある意味注意は必要です。
萌え!、燃え!、感動?、ツッコミ!各種展開も揃っているので、自分好みの展開を楽しみにも出来ると思います。
重いテーマとかは(多分)無いので読み応えのある、痛快なお話しを探してる方に特にお勧めです!!!
なお、このお話しには大体の人に刺さる、抱腹絶倒ネタが含まれますので、笑い過ぎてお腹痛くならないよう、注意して下さい!!!
(刺さらなかった方はごめんなさい。)