ピュアな銀縁眼鏡と主人公の心にちょっと泣いた。

現代版のお伽噺のような、思春期男子のちょっとした日常とモヤモヤが小気味良いテンポで綴られていて、グッと引き込まれます。

「良いことをする」という主体をどこに置くのか。自分や誰かの行動を受け取ったひとは、どう思うのか。そのようなひとの心の美しかったり、少しだけ醜かったりする物語が展開されています。とても心に沁みました。

多くの方に読んで欲しい作品です。

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