約13000文字、5話まで読んだ感想です。 内容がちょっとエッチなので、人により好みは分かれるかと思います。しかし第一話のまとまり具合には素直に関心させられました。 タイトルにも入っている〝痴態〟にまつわるエピソードが、無駄な描写を入れずに綺麗な文章で進んで行きます。 出だしで作品感をしっかりアピール出来ているので、妙に期待させられてしまいました!
これは忘れられないでしょww という痴態からのドスケベスタートを切る作品です。単に目撃してしまってすみません!ならまだ分かるのですが、紫苑の一言も衝撃的で蠱惑的。紫苑との何気ないやり取りが好き〜。
物語は衝撃的なシーンから始まるが、見られた彼女は動じていない。主人公の脳裏にとんでもないシーンを焼き付けて、読者にも焼き付けて、そしてこの物語は始まるのである。そこから展開していくのは再婚話であったり、義理の妹ができたり、こう書くと正統派のラブコメのようであるが、いかんせん読者の脳裏には冒頭のシーンが残っている。彼と、彼女と、それを取り巻く少女や女性と。一体どこに着地するのか、非常に楽しみな作品である。ぜひご一読ください。