今は亡き「昼ドラ」を想う

昭和天皇の病状が七時のニュースでテロップとして流れていた昭和末期、平日13時~15時前付近まで民放では専業主婦をターゲットとした「昼ドラ」というものが放送されていた。
よく知らない俳優陣、子供には意味不明なストーリ、当時の自分には良くわからない時間帯であった。
それらはバブル時代を経て、専業主婦という層が消え、やがて薄っぺらい情報バラエティや韓ドラへと姿を変えていくのだが、今思えばあの時間帯のドラマの消滅は、日本のドラマ作品壊滅の一歩であった。

そんな昼ドラのような本作に出会えた事は、このネット小説の世界の裾野の広さを改めて感じられ、嬉しく思いました。
あの時代のドラマの雰囲気にちょっとでも触れてみたいという方は、一読をお勧めします。

■以下通常感想
なにげに本を乱読していたら、「コイビト・スワップ」のコミカライズに出会う。
面白かったので、作者氏の他の作品も読んだ。
この作品は、作者氏の独特な言い回しを排してさぞかし苦労しただろうことは、想像に難くない。
ご苦労様でした。

面白かったです。

その他のおすすめレビュー

@komazawa07さんの他のおすすめレビュー16