「VSシチュー」

 シチュー


 シチューと言えばじゃがいもだが、連れから教わって、じゃがいもをサツマイモに代えた。


 コレはさつまいもが甘いから、子供が食べやすくなると言う部分から来ているのだが、やってみるとコレはコレでとても美味しい。


 かなり気に入って何度かさつまいものシチューをやった後、ある日調子に乗って、もらったけど使い道が微妙な紫芋で、『シチューに入れてみてはどうか?』と、紫いものシチューを作ってみた。


 なんと言うことでしょう!


 シチューの鍋の中では、紫芋のムラサキと牛乳のホワイトが渾然一体となって、ピンクムラサキ色のねっとりした液体(シチューです)がグツグツ泡を立てているではありませんか!!


 それをお玉でかき回す姿は、どう見ても魔女が謎の秘薬を煮込んでいるようにしか見えません。


 このピンクムラサキ色のねっとりした液体(シチューだってば)を口に入れる勇気!!


 食べたら普通のシチュー(だろ?)でした。



 カンカンカンカーン!

 WINNER 私っっっっっっ!

 遂に初勝利!



 ぜひお試しください!


 笑うよ!


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

VSシリーズ (サクッと読めます。1話1000文字前後です) じょえ @aio16

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ