忘れていた昔の記憶が蘇りました。時代が移り変わり、社会を取り巻く環境の変化が起こっても、変わらないものがある。 5年·10年後に、また見返したくなる作品。そうすれば先が見えない世界でも、少しだけ希望が持てるような気がする。 求めていたものとは違ったが、それを凌駕する圧倒的な破壊力。 これは、おっさんの創造か妄想なのか?ビックリ玉手箱のような、お話は読まずにはいられない!
まず印象に残るのは、読む人を圧倒するハイテンションな文運び。次いで、アメコミばりの効果音がテンポを生み出し、子供時代に見た「あの」特撮ヒーローシリーズを彷彿させる面々がこれでもかと登場して、文面はまさしくおもちゃ箱をひっくり返したかのような怒濤の様相を見せます!その様子はまさしく大きな男子の一人遊び。バイタリティー溢れる文章で元気をもらうもよし、作者の一人遊びを暖かく見守るもよし。様々な角度から楽しめるお話です!
突如として襲来してきた魔王軍を鎮圧すべく、日本のスーパーヒーロー達が立ち上がる!個人的には、お気に入りのTRPG「マージナルヒーローズ」を彷彿とさせます。(異世界とヒーローという要因から)
かなりな勢いで話が展開します。魔王軍側は身長何十メートルという怪獣のようなボスたち。地球防衛側としてどこかで聞いたような連中が登場し戦いを繰り広げる。タグには無いですがジャンル的にはコメディでしょうか。