第7話(完) 死ぬまでよろしく~

 3月29日__連載してから14日が経った。目標通り、私は連載中の小説を完結させることができた。毎日100PVは絶対についていて、良いときは400PVを超えた。

 3月末には4000PVを更新し、自分に自信がつくようになった。


 見てくれた人の中には、つまらないと思った人がいたかもしれない。

 1話だけを読んでやめてしまった人がいるかもしれない。

 途中まで読んで、面白くないからと読まなくなってしまった人もいると思う。


 それでも私の作品を最後まで読んで、感想を書いてくださった人がいた。


 それだけでも十分、満たされた。


「小林のおかげだよ。ありがとう」

「そんなことないさぁ、南波の実力だよ」

「いやいや、小林のおかげだって。認めろ!」

「えええっ」


 私と小林は性格があう。

 一緒にいて安心するし、気を遣う必要もない。

 自然に、ありのままでいれる存在だ。


 私にこんな親友ができると思っていなかった。


 中学時代の自分に伝えたいな。

 もっとはやくに、小林と仲良くなってくれって。


「ね、今度、私の働いてるバイト先のプール行こうよ」

「いいよー」即答。

「いいの!? 本当に?」

「いいよー。行こうよ。泳げないけど」

「私も泳げない。見まわろう」

「あいあいさー!」


 フットワークの軽い子だわ。

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【実話】私には友達が必要だ 久瀬ゆこ @hisase

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