【エッセイ】「黒色はむずかしい・・・。」について
進藤 進
語るに落ちた?
※イラストは作者の「近況ノート」に添付してあります。
内容は同じですので、そちらを御読みいただくと、より臨場感がますので御勧めします。レビューしていただいている皆様には、いつも2通お知らせが届き、恐縮の次第です。本文には画像を添付できないのと、「思い出」として、エッセイに残したく、御容赦願います。
以前、「水彩画について」のエッセイを書いた時。
「絵画論を語るつもりは・・・。」とか、ほざいていました。
読み返してみると・・・。
思いっきり、語ってました~!b(≧o≦)b
スミマセン。
素人が、偉そうに・・・。
深く、深く。
御詫び申し上げます。m(_ _)m
と、いいつつ。
又、語ってしまいます~!\(≧O≦)/
今回は「黒色」についてです。
カクヨミの方々の中でも。
上手なデッサンが投稿されています。
特に鉛筆デッサンは繊細な描写で。
良い感じに描かれております。
只、鉛筆デッサンで難しいのは。
紙のへの「のり方」は良いのですが。
消すのが難しいのです。
消しゴムだと、綺麗に消えてしまいすぎるのです。
私が学んだ時は「練ゴム」というガムのようなものを使いました。
これだと、グラデーション等の「ぼかし」がやりやすいです。
色鉛筆は紙へののり方も、消すのもしにくいのですが。
割と「ぼかし」がしやすいです。
それと。
色を重ねても汚くなりにくいのです。
ここで、本題です。
小学生の頃。
特に低学年で。
お母さんの絵を描くとき。
鼻の穴、すごく目立ちませんでした?
お父さんなら、まだいいのですが。
折角のお母さんがゴリラみたいになって。
子供に見せられた時は結構、ショックなんじゃないかなと。
今になって、思います。
そうです。
黒色はむずかしいのです。
極端な表現で恐縮ですが。
この世の中、特に昼間では「黒」は存在しないのです。
黒色のセーターでさえ。
光が当たると、柔らかくグレーが入ります。
僕も初めて絵を描いた時。
顔の輪郭線を描いて、鼻の穴を黒く塗りました。
私の母の絵も。
ゴリラでした。(^o^)
影もそうです。
真夏の日差しでも、真っ黒ではありません。
地面の茶色や様々な色が混じっています。
輪郭線もありません。
不通に写真をとっても顔に線はありません。
あの「レオナルド・ダヴィンチ」でさえ。
輪郭線を消すために非常に苦労をしております。
と、いうわけで。
黒色はむずかしいのです。
よほど柔らかいタッチではないと、すぐに目立ってしまいます。
だから、絵に自信のない方は最初に挫折してしまうことが多いのです。
私のような普通の技量の方には、色鉛筆をお薦めします。
しかも「黒色」は使わずに。
影や黒髪も。
青と茶色を混ぜたりすると自然な感じに仕上がります。
添付した画像は、青色のみ主体で茶色を少しまぜて描きました。
木々に見え隠れする塔との遠近感や、空気の冷たさなどを表現したかったからです。
鉛筆デッサンでも、そこそこは表現できますが。
色鉛筆の方がチョット、上手そうに見えませんでしょうか?
皆さんも是非、試してみてください。
今回もオチも無く、延々と語ってしまい。
申し訳ありませんでした~!m(_ _)m
【エッセイ】「黒色はむずかしい・・・。」について 進藤 進 @0035toto
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