“最強もの”が苦手な方にも是非…!

僕は元々最強系(無双系とかチート系とか)が苦手で、今まであまり読んできませんでした。
そんななか、ふと目についたこの作品。
「チュートリアル」という言葉に惹かれ、読み始めました。

そして、この作品に引き摺り込ませました。

僕が最強系が苦手だった理由はただ一つ。主人公の最強さを書くが故、“人間味”が作品に現れづらくなるからです。
小説はキャラクターの人間味があってなんぼだと思っている僕にとって、キャラクター性が薄くなりがちな“最強系”というジャンルはどうしても好きになれない対象でした。
そう、この作品を読むまでは。


この作品は、主人公君が最強なのは勿論ですが、人間味に溢れており、主人公がさまざまな感情の中で葛藤します。
まさに生き生きとした“人間味”を感じます。

最強だけど、“強い”だけじゃない。
だからこそ、「最強系」が苦手な方にも是非読んでほしいです!

長文失礼しました。

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