case1 「Endress Dream」~パート4・接敵~
俺達が歩き出して数分後、
「人型の何かが4体、正面からくるぞ。距離は400m、接敵時間は約3分後だ」
創也の<
「全員、いつ戦闘に入ってもいいように準備しておけ」
俺は後方に一声かけてから、先程具現化したAK-47を構え直す。
そして、創也の予想通り3分後、俺達は対象を捉えた。
それは、腐った人間のような見た目で皮膚は所々はがれており、個体によって差はあるものの皆、ボロボロの衣服を
「敵は
俺はそう言ってすぐ、AK-47て敵一体に銃撃を浴びせる。すると、直ぐに腐屍者は消滅してしまった。どうやら、一体一体は弱いらしい。
「なんだ、こいつら。
「せやなぁ。張り合いないわぁ」
なんと、
俺達は、その後も順調に、何ら不具合なく進み、生命反応があった地点へ到着した。
しかし、肝心の
俺達は一度、
「優美さん、聞こえますか?目的の場所べ到着しましたが、夢陥者がいません」
『あぁ、知っている。丁度連絡を入れようとしたところだ。お前らの到着数秒前に反応が消失した。こちらの不具合ではないことは確認済みだ。よって、夢陥者は死亡したと判断する。一度戻ってこい』
「了解しました」
俺達は一度現実世界に戻るために夢想状態に入ろうとした。
その時、謎のアナウンスがどこからともなく聞こえてきた。
"ゲームオーバー。プレイヤーの死亡が確認されました。開始地点に強制テレポートします"
次の瞬間、一瞬意識が薄れたかと思うと、俺達は最初、夢に入ったときの地点に戻っていた。どうやら、
そして、もう一人。
ブレイク・ザ・ナイトメア いと @ito_3830
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます