カクヨムユーザー諸君!この作品を見つけていないなんて事はないよな?

本作を読み始めるに当たり、諸君はいきなり長文を目にするだろう。

それは部長のありがたい助言なのだが、話半分で読み飛ばしても構わないだろう。後々後悔しなければな……

さて、本作において注目してほしい点
それはズバリ、主人公のぶっ飛び具合!

作者先生はクズと表記しているが、言葉が少ないように感じる。
自分の所感では『倫理観に著しく欠けた効率厨のクズ野郎』だ。

自分以外を全て疑い、目的の為なら他人はおろか、自身すら投げ捨て使い潰す。
思考回路がイカれてやがる!

そんな主人公に関わろうとする女子とその親友。
主人公は当然敵視し、或いは雑に追い払おうとするが、奴らはとんでもない秘密を抱えており、それに巻き込まれる主人公。

描写が細部までされている為、進行具合は緩慢に感じるかもしれないが、それを凌駕する文章の構成力は圧巻!
また、先の発言を主人公が振り返り、ヒントを見つけていく様は痛快!

クレイジーでクレバーな男が見たいなら、ぜひ本作を読んでみてほしい!