KAC自作品のまとめ。裏話を話しちゃうよー

青キング(Aoking)

カンパーイ!

 お題の最後はKAC2022に参加した自作品の創作話をしようと思います。(誰も興味ないだろ)



お題1 二刀流


『二刀流もいいけど……』


 二刀流と言えば大谷翔平選手です。このお題を見た時に大谷翔平を思いつき、その次にメジャーリーグで活躍した選手と言えば、という連想に至ったので書きました。


 黒田博樹投手。男気の持ち主としても湛えられています。実は黒田選手の現役最後の対戦相手が当時はまだ日本でプレーしていた大谷翔平選手でした。

 なんという因果か。勝負の結果はレフトフライで黒田選手の勝利でしたが、メジャーリーグで通用したピッチングを見せつけるような打席でした。



お題2 推し活


『お天気キャスター押田活人の憂鬱』 


 パロディです。読んだ人の中で元ネタがわかった人もいるかもしれません。

 推し活を材にして作品を書こうとしても良案がまるで浮かばず、無理くりに捻りだしたのが押田活人という名前でした。訳してオシカツです。

 卑怯な方法だとは自覚していますが許してください。あまたつぅー!


お題3 第六感


『第六感対ロッカー(思春期少年は水泳部の先輩女子の下着を見たい)』


 ジャンルとしてはラブコメです。第六感といわれても小説として上梓できる連想が浮かばず、語呂が似ているというだけでコメディタッチに仕立て上げました。

 男子の夢と希望が詰まった歪み性癖の作品ですが、どうか。



お題4 コメディ/お笑い


『ドキュメント『米ディレクター』』


 日頃コメディタッチで創作するくせに、いざコメディというお題を振られると頭の原稿用紙が真っ白になりました。

コメディの語呂から生まれた作品です。

コメディ→コメD→米D、です。

短編に関してはプロットなしで書き始めるので、物語作法は守れてないと思います。物語の締め方も風呂敷の早畳みのようでしたからね。



お題5 88歳


『どうして、ひいお祖母ちゃんと同じ名前なの?』


 今回のKAC自作品の中で三本の指に入る出色の作だと自負しています。

 ちなみにこのお話には元ネタがあります。それは――


 パワプロクンポケット13 の靖子ルートです。

 パワポケ13をプレイしたことある人なら気付いたかもしれません。(もしかするとた作品でも似た設定があるかも)

 

 ありがとうパワプロクン。

 自分の力量じゃこんな設定思いつはずがないだろ。

 元ネタを詳しく知りたい方は「パワポケ13 靖子」で調べるといいかもしれません。


お題6 焼き鳥の出るお話


『小鳥と、鈴と、焼き鳥と』


 まずは謝罪を。

 金子みすゞさん、ごめんなさい。


 よし、与太話に入ろう。

 某テレビ番組で金子みすゞが特集されていました。

 そこで原詩である『わたしと小鳥と鈴と』が紹介されており、焼き鳥の鳥のイメージから連想し、金子みすゞの原詩を思い出したんです。

 最初は不謹慎だろうなぁと躊躇っていましたが、その後他のアイデアが小説として実を結ばず、金子みすゞさんの力を拝借させていただきました。

 ここまでのパクリはさすがに発禁レベルだと思います。


お題7 出会いと別れ


『出会い系と別れ』


 小説らしい小説です。普段から真面目に書けばいいのに、と自分を戒めたくなります。

 久しぶりに骨が折れましたね。

 

 この小説は元ネタもなく、作者天然の創作物です。

 出会いと別れというお題から一時間ぐらい頭を捻り、ようやく生み出されました。結構な難産です。

 男の美醜レベルを測るのにスト値とかいうのがあるらしいのですが、この作品に登場する男性はスト値が高い設定です。

 背も高く、容貌も優れ、フェロモン出しまくりです。

 書いていて思いました、俺なんかがモテ男を書いて大丈夫なのかと。



お題8 私だけのヒーロー


『ヒーロー戦力外通告 クビを宣告された者たち』


 某ドキュメント番組のパロディです。

 お題からは少し外れていますが、まあ許してください。

 ヒーローって入れ替わりが激しいなぁ、と感じたところからこの話は作られました。

 大体が一年周期で交代して、もしもヒーローが給料の出るお仕事だったらたまった物じゃないだろうな、と思いました。

 体力と戦闘力が重要になるヒーローは、どこか体力系のスポーツと似ているところがあるのではないでしょうか。

 花形スターだったヒーローがローカルヒーローとして足掻いている姿を想像すると涙を誘われました。


お題9 猫の手を借りた結果


『猫の手を借りた結果――ペナントレーズの順位予想でもすることにした』


 本当に疲れていました。今も疲れていますが、KACが閉幕するので少しは執筆に余裕が出来るはずです。

 この時期になると、自分の頭の中はプロ野球のことで五割が占められてしまいます。

 これを書いている時点では、セリーグ二位予想の横浜が三連敗で最下位と勝ちあぐんでおり、予想を裏切る結果になりそうです。でもきっと、負けが込むのは序盤だけだろう。

 もしかすると阪神よりも中日の方が上に来る予感もしてきましたが、ペナントレースは先が長いので予断は許されないでしょう。


お題10 真夜中


『潜伏者は血を見る』


 作者天然ではなく、元ネタというか参考になった事柄があります。

 それが、見知らぬ男性が家に隠れ潜んでいた、という事件です。概要は忘れましたが実際に起こった事件であることは確かです。


 昨年のKACにも側溝から覗きをする犯罪者が登場しましたが、どうして犯罪事件を題材にしてしまうのか自分の心理を把握できません。

 同病相憐れむ、と言いますから――ええっ俺の中に犯罪者と同じ心理要素が!

 ないことを祈ります。桑原桑原。桑原義行、桑原謙太郎、桑原将志。はっ横浜の桑原が三人も揃ってしまった。謙太郎に関してはオリックスと阪神にも所属してましたが。

 

 頭の中の五割がプロ野球で占められてる証左だな。


 時間も迫ってきたし、ここで終わりにしますか。

 チャオ。

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