死亡判断はお医者さんが確認した時からと聞いたことがあります。
主人公は認めたくないがためにずっと眠っていると日記を付けていたのかな……
最後の言葉が主人公の辛さ、やるせなさを物語っていました。良い作品でした、ありがとうございます。
作者からの返信
たしかに!
日記の書き手は医者ですし、そういう思いも確かにあったのかもしれませんね。認めたくないから「眠っている」と繰り返し綴る。けれどやっぱり心の奥では現実を見つめていて……どうにもならない思いをぶつけるように書いていたんですよね。せつないですよね。
こちらこそお読み下さりありがとうございました!!
お星様も嬉しかったです!
「妻は眠っている」とずっと書き続けた彼の気持ちを思うと…_:(´ཀ`」 ∠):
最後の一文まで切ない、春を1人で迎えるのに耐えられなかったのかな…。それほどに愛していたんだろうなぁ……ゆっくり眠れますように。
遅ればせながら、月音さんもKAC完走お疲れ様でした!いろんな物語が読めてとても楽しませていただきました!
月音さんの文章はやっぱり美しくて凄い…!!!
作者からの返信
スキマさん、最後のお題短編に足を運んで下さりありがとうございます。
泣いて泣いて!!
冬の、世界から色がなくなる感じが切なくて好きで、そういうものと恋愛の切ない系が大好きなので一緒にしてみました。こういうほんのり切ない感じのお話は、わたし大体季節を冬にしがち(笑)
毎日毎日、彼は妻が起きてこないかどうか希望に縋ってて、でも医者としてはもう起きないことも知っていて……そういうどうしようもない気持ちを抱えながら、誰にも吐露することのできない感情を日記に綴っていく。けれどもそこにさえ真実を書くことができなくて……うわーん、もう泣くしかない!
スキマさんもKACお疲れ様でした!
一緒に参加出来たことも楽しかったし、スキマさんのお話もいっぱい読めて楽しかったです!
こちらこそ、どうもありがとうございました(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡
おはようございます。
医者である方が「妻はまだ眠っている」と書き続けているところに、どれだけ相手のことを想っていたのかが伝わってきました。
切ない物語ですが、愛情の深さが心にしみました。
作者からの返信
神無月さま、はじめまして!
お読み下さり、ありがとうございます。
医者としては妻の状態を分かっていても、日記にはそう書けないでいる彼の葛藤というか悲しみの感情を感じてもらえて嬉しいです。文字にしちゃうと認めてしまったのと同じなので、せめて日記の中だけでも「眠っている」と夢を見たかったのでしょうね。
愛の深い男女の話を書くのが好きなので、彼の愛情の深さも分かって頂けて幸せです。
コメント、どうもありがとうございました!!
ひぃーーーー切ない日記(´;ω;`)
妻はまだ眠っているって淡々と書いていた時、彼はどう思っていたんでしょうね😭悲しかったのか、もう苦しむ妻を見なくて済んだと思ったのか…
物悲しい雰囲気の作品でラストを飾りましたね!
KAC、月音さんの作品をたくさん読めて楽しかったです✨☺️お疲れ様でした❤️
作者からの返信
最後のお題は書きやすい感じで締めてみました。
眠っているのか、もう起きないのか。それとも起きて欲しいのか。彼にとっては愚かな願いを含んだ1文だったんじゃないかなぁと思います。
切ないと、冬。薬瓶にいけたままで枯れた花。代わりの花がない季節。そういう所に何かこう、男の救われない寂しさみたいなものが伝わればいいなぁ……なんて。小物大好き女です(笑)
花さんもKAC完走、お疲れ様でした!
いっぱい読んで下さって、どうもありがとうございます♡
現実から目を逸らし、せめても夢を抱かずにはいられない。
切なく狂おしい愛に、胸が詰まります。
KACおつかれさまでした。
素晴らしいお話を、ありがとうございました。
作者からの返信
心のどこかでは真実を分かっているのに、何かに縋りたくて日記に夢を綴る。でも最後はもう疲れ果てて……。
KACに疲れ果てて最後がこうなったのかもしれません(笑)
お題のペースが短くて大変でしたが、石濱さんをはじめ新しい出会いもたくさんあって、何だかんだ楽しかったです。
石濱さんもお疲れ様でした。
そしてこちらこそ、私の作品を見つけて下さり、どうもありがとうございました(*^-^*)
現実を認めたくなかったのですね。
終盤の「妻は眠っている」という一文が繰り返されることで、さらに切ない気持ちになります(ノ_<)
奥さんを心の底から愛していたからこそ日記ですよねぇ。
月音さん、KAC完走お疲れ様でした!
作者からの返信
繰り返される「妻は眠っている」で、自分を騙していたのかもしれないし、明日には目を覚ますかもしれないと愚かな希望を抱いていたのかもしれません。
愛が深すぎて壊れる男、大好物!最後までこんな感じの短編になっちゃいましたが、そんな私に最後までお付き合い下さりありがとうございました!
さかなんも、KAC完走お疲れ様ですっ!
「妻はまだ眠っている」
同じ文の繰り返しでも、意味があったんだろうなぁ、と思いました。
じわじわ蝕まれる命が印象的でした。
ちょっとひんやりする物語をありがとうございました。
作者からの返信
飯田さん!いらっしゃいませ!!
何度も繰り返しながら、もしかして起きるのではないか……という夢も見ていたのかもしれません。でも心の奥では医者の自分が現実を知っている。
本当はもっとひんやりさせるつもりだったのですが、このくらいの分量の方が日記形式は読みやすいかなと思って纏めてみました。
なのでひんやりしたのは、たぶんその名残かと。
こちらこそ、読みに来て下さってありがとうございました!
眠る妻の姿。それはもう永遠のものなのだろうけど、彼は夢を見るように眠っていると思い込みたいのか、本当に思い込んでいるのか。
愛が深くて別れがたく、認められない眠りに、日記が切なさを増していきますね。何度めの「眠っている。」で気づいてしまったのか諦めてしまったのか。
日記はこの年で途絶えてしまったのでしょうか。切ないけども、狂おしいほどの愛ですね。
作者からの返信
医者の知識と、夫としての思いがバラバラで、日記には途中から夫としての願望が綴られています。もしかしたら数日は本当に眠っているだけだと思い込んでいたのかもしれませんね。換気と妻の顔がぼやけてきた辺りから、また少しずつ現実に戻ってきたのかも。
切ないお話には冬が似合う。ので、彼らは新しい年を迎えることはなかったのでしょう。冷たく白い雪に埋もれてしまっても、そこに妻がいるなら……彼にとっては幸せの場所。
愛の深い男を書くのが好きなので、医者の彼もそんな風な人生を辿ることになりました。
KAC最後のお話、読んで下さってどうもありがとうございました!!
月音 様
お医者さんの旦那様だからこそ、自分の力でどうにか奥様を助けようとなさっていたのですね。
年齢は分かりませんが長年連れ去った関係なのでしょうか、ずっと一緒にいた人がいなくなる、それを認めたくない気持ちが伝わって切なくなってきます。きっと周囲が何を言っても聞く耳はもたないのだろうなぁ、と。
KACお疲れ様でした!
作者からの返信
医者だから妻の状態もよく分かる…という、切なさ。でも日記には夫としての願望が書き綴られていて、妻は死んでいないと思い込みたい気持ちが強く表れていますよね。
空草さんの仰るように、周囲が何を言っても認めなかったと思います。本心では、分かっているんですけどね……そういうところがうまくできませんよね。深く愛していればなおのこと。
KAC、何とか完走することができました。
いっぱい読んで下さって、どうもありがとうございます!
認めたくないけど、時間は容赦なく過ぎていきますもんね。一ヶ月半くらいか……冬場だったから、というのもあるのかな。
横のつながりが薄くなった現代だと、物語の中のこととも言ってられないのかもしれません。
作者からの返信
時期を今と同じくらいにしようかなとも思ったんですけど、こういうお話ではやっぱり冬を使っちゃう……切ない=冬!
実はこれ、もうちょっとホラー色強めにしようと思ってたんですよ。助手とか出てきて
「助手が『妻は死んでいる』とおかしな事を言い出したのでやめさせた」
から、何か黒魔術に手を染めちゃうヤツ……でも日記帳でそこまで長くするとダレそうだったのでやめました。
結果的にこっちにした方がはとりさん読んでくれたので良かったです(笑)
(ホラーはほら、苦手だから)
短くも繰り返される言葉達。
眠りの間だけは苦しみの無い世界。
ならばその世界に共に、ということでしょうか。
寂しくも強い思いを感じる作品でした。
どうか二人で良き夢を。
作者からの返信
とはさん、こちらにも感想をどうもありがとうございます。
医者として、妻を治したい。でも医者だからこそ妻の体の状態も分かっていて……本当は助からないことをしっているんだけど「眠っている」という言葉を綴ることで現実逃避してる……のかもしれません。
こう、同じ言葉を繰り返すの、結構好きで使っちゃうんですよね。
最後は夫も眠りについて、やっと妻の笑顔を見ることができると思います。
切ない……!!
分かっていても認めたくないのが伝わってきて胸に迫って来ます(泣)
完走お疲れ様でした
作者からの返信
蒼河さん、最後までお付き合い下さりありがとうございます!
そうそう、そうなんですよ!
医者だから妻の体の状態いちばんよく分かってるのに、日記には「眠っている」なんて書いて自分を誤魔化してる。それも長くは続かないけれど……
と言うことで、お互い走り抜きましたね!
蒼河さんも、鬼畜KACレースお疲れ様でした!!
繰り返される「妻はまだ眠っている」に、主人公の切実な思いが見えて、短い文なのに胸が詰まりました。
本当に愛していたんですね……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
作者からの返信
そこ!
拾って頂けて嬉しい!
何度も同じこと書いてる切なさと、本当は分かっているのに現実から逃げている男の気持ちを感じてもらえたら……っ。
日記に書くことで、自分を誤魔化してるんですよね。
愛の深い男って好きなんです(笑)
そういう話ばっかり書いちゃう。
最後もお読み頂きありがとうございました!!
どうしても認めたくなかったんですね……ここまで愛して愛されるのはとてもつらいことでしょうけど、幸せでもあったのかも、とか少し思ってしまいました。
作者からの返信
彼は医者なので、きっと奥さんの死を本当は分かっていたんだけど、それを認めたくなくて日記に「眠っている」なんて書いたのかな……と、今更ながらに思いました。
愛情って深すぎると時に恐ろしいものになったりしますよね。これはその暗い部分も最初は書こうかと思ったんですが、長くなりそうだったのでここで終わらせました。
KACも最後だから綺麗に締めたい、みたいな(๑´艸`๑)
最後のお話、お読み頂きありがとうございました!
あーん(´;ω;`)
もう目を覚まさない妻……このまま彼も……
せめて眠りの先で二人手を取り合えますように!
作者からの返信
彼も、本当は分かっていたんだろうけど、認めたくなかったんでしょうね。
ほんのりとホラー風味な味付けをちょいちょいしてますが、基本は恋愛。恋愛ですよこれは。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!
いやぁー。怖いですね。
旦那の想いが深すぎる。
奥さんの本当の状態(本当に眠っているだけなの?)を知るのが怖いのは私だけでしょうか。
1月1日の日記の内容が、怖いなあ。
白紙のままかしら。
作者からの返信
愛の深い男は大好物です( ✧Д✧) カッ
彼は医者なので妻の状態は誰よりも良くわかっているはずなんですけど、本当に寝ているだけなのかそれとも……。現実逃避した結果があの日記です。
1月1日。
妻と一緒に眠っている。
1月3日。
妻と一緒に眠っている。
1月7日。
妻がようやく目を覚ました。一緒に行こうと私の手を引いてくれている。
……なんて。
レビューも下さって、本当にありがとうございました!!