日記を書く殺人兵器、日キリングマシーン

2022/03/28

　というわけで長かったKAC（死のロングウォーク）も今日を以て、終わりを迎えることとなった。

　去年は一応、皆勤賞を取ることは出来たが、無理矢理に絞り出したものが多く、満足いく結果になったとは言い難いものであった。

　では、今年はと言えば、何度も身体に鞭を打ったというのに不死鳥以降から露骨に気力が切れているな――という感じである。

　短期間の締め切りに、そのあたりからちょうど予定が重なりだし、構想時間が取れず作品として固めきることが出来なかったことと、アイディアとしてきっちりハマったものの4000字という制限をモロに食らってしまい、これどう考えても字数で収めきれないなというのが出てきた。

　だが、まぁこの制限のおかげで『いいから、とにかく出せ！』と発破をかけることが出来たし『出してくれ！うわああああ！！！』という春海水亭の内なる心の叫びを聞くことも出来たので憎々しく思いつつも、感謝はしている。それはそれとして、来年は参加したくない。おそらく、毎年言うのかもしれないし、できれば毎年言ってみたいものである。

　心残りといえばホラーを一作も書くことが出来なかったことだが、こればっかりは特に何も思い浮かばなかったのでしょうがない。締め切りまで日はあるので、少しだけ未来の春海水亭か、あるいは来年の遠い未来の春海水亭に期待したい。

　まだまだ字数には余裕があるので、今日は春海水亭の執筆環境について書いてみよう。

　まず使用PC、4GBのノートパソコンである。

　ヤフオクで一万五千円ぐらいで買った中古の品で、最近は露骨に再起動を繰り返すし、夏場になると強制終了しまくるので、自分の道具でありながら言うことを聞かない……目下の最大の敵と言っても良いだろう。

　キーボードは最近エレコムの有線のものを購入した。

　もともとは本体のあるキーの効きが異様に悪かったために購入したのだが、いざ新しいキーボードが届くと、本体のキーはあっという間に機嫌をなおし……さて、どうしたものか。と思っていたが、本体のものよりも打ち心地が良く、膝の上で文字入力が出来るのでかなり便利である。人間万事塞翁が馬と言ったところだろうか。

　次に地下室、ここには複数の春海水亭が繋がれている。

　身体に鞭打ち、なんとかアイディアを絞り出すように頑張ってはいるが、先程も書いたようになかなか上手いこといかないものである。

　複数人いるので、一人が一つカクヨムアカウントを取得すれば、安定したKAC入賞も可能であるように思われるだろうが、我々は全員で一人の春海水亭として活動しているので、アカウントは全員で一つである。

　たまに、逃げ出す春海水亭もいるが、そういう時は――まぁ、皆さんも御存知なので、あえて説明することもしない。

　執筆中のBGMはアマゾンミュージックのサブスクリプションで、様々なジャンルの曲を無造作に聞いているが、最近はantihoneyを聞くことが多い。

　ただ、音楽を聞いていた方が集中出来る時もあれば、何も聞かないほうが集中出来る時もあるので、必ずしもBGMを必要とするというわけでもない。パソコンのスペックの低さゆえか、デスクトップのアマゾンミュージックのアプリはどうも挙動が安定しないところもある。

　色々と書いたが、まだ原稿用紙に余白がある。

　というわけで、最後は日常生活についても記載しておこう。

　今日は春海水亭がトータルでは三人増えた。

　そのぐらいか。

　では、また。