仕事帰り、真夜中のコンビニに立ち寄る主人公。そんな彼は、ある女性がコンビニ行くたび雑誌棚で立ち読みしている、という毎度の日常となった光景に一種の安心感を覚えていた。しかし、彼女の姿が、ある日突然消えてしまって……という物語です。現実にありそうなストーリーが、雪車町さんの繊細で美しい文章で、短編として見事に仕上がっています。素敵な短編でした。良い読書の時間となりました、ありがとうございます。皆様も読んでみてはいかがでしょう。
真夜中にコンビニに寄りチョコミントのアイスを買うのが私のルーティーン。そして、雑誌を立ち読みするのが彼女のルーティーンだ。そんな彼女の姿を毎晩確認しつつも、声をかけられずにいた私。だが、ある日から彼女の姿を見かけなくなってしまいー!?いつもの日常にある小さな安心感と淡い気持ちが動き出します!!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(129文字)