変わらずそこにある、安心

仕事帰り、真夜中のコンビニに立ち寄る主人公。
そんな彼は、ある女性がコンビニ行くたび雑誌棚で立ち読みしている、という毎度の日常となった光景に一種の安心感を覚えていた。
しかし、彼女の姿が、ある日突然消えてしまって……という物語です。

現実にありそうなストーリーが、雪車町さんの繊細で美しい文章で、短編として見事に仕上がっています。
素敵な短編でした。
良い読書の時間となりました、ありがとうございます。
皆様も読んでみてはいかがでしょう。