納得の面白さ。

拳王が未だに拳を振るえては居ないけど、最終的にそこをめざしてステップアップしていくコンセプトは死んでない。
冒険の速度や日常のサブストーリーもバランス良く、テンポ良く読み進めれた。
必要以上にヒロインが媚び過ぎる事もなく、能力や言動によって生まれる繊細な家族との不和なども良く書かれていた。
大賞受賞作ですとの看板も納得の作品です。