6月、曇り。

 少し前の話だが、天気の記録から「快晴」が消えてしまった。小学校の理科の時間などで、快晴とは「雲の量が0か1のとき」とみなさん習ったことだろうと思う。これは実は観測員さんの目視だと知ったのも最近のことで、驚いた。また小学校の理科の時間などで、天気記号についても習ったことだろうと思う。快晴を表すのは、〇。ちなみに晴れにはこの丸に縦線が入っている。この〇がすごく好きだったのを思い出した。快晴を確認するのは目視作業で、気象観測が機械化されるから、これから「快晴」や「薄曇り」といった記録は残らないらしい。少し悲しい気もするけど、仕方ない。


 今日、僕が天気予報を見たときには晴れで雲ひとつないと書いていたから嬉々として洗濯物を干してきた。ただ、今見てみると曇っている。駅に着いたくらいからずっと曇っている。



 最近は、外国の料理を食べるのにはまっている。先日、ロシア語選択ということもあってロシア料理屋さんに行ってきた。少し高かったけれどおいしかった。今日はスリランカ料理に行ってきた。次はウズベキスタン料理が近くにあるということなのでぜひ行ってみたい。「異国情緒」という言葉があるが、言葉の響き、雰囲気、意味などどれをとっても日本語の中で結構好きなほうの言葉だ。


 日々に飽き飽きしているのかもしれない。毎週、忙しいのには忙しいのだけれど、やっていることはそんなに変わらない。経済数学の課題だったりとか、ミクロ経済だったりとか。日本にある「異国風」のものが好きだ。もう少ししたら本当の異国に触れようと思うけれど。直近の話で言うと、この前長崎に行ったとき、すごく異国だった。日本風の畳敷きや城下町っぽい町並みの中に突如として教会が現れる。その町の8割くらいの人がキリスト教徒だという。そういうのが大好きなんだ。実家の近くのおすすめは、四国カルスト。きっとアルプス気分が味わえる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

無題 二条 奏 @09kshooh23

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ