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お話

 ここでは、自己紹介と僕の作品についてのお話をしたい。

 僕は2005年生まれで、現在18歳の大学生。愛媛県で生まれ育って、大学進学に伴って東京へ来た。好きな食べ物は長らくラーメンとコーヒーだったが、最近はうどんにもはまってきている。あと、おもちも年中食べる。自分の性格についてもなにか言及しておきたいところだけれど、どこまでいってもわからないことが多い。気分やといえばそうなのかもしれないし、神経質といえばそれもそうなのかもしれない。時と場合によって異なる。本当の自分というのはどこにもなくて、その時々に都合がいいように変わるか、天から降ってくるものだと、真剣に考えたこともある。

 「文章を書く」という行為は中学2年生のころに始めたと思う。そのころは何も考えていなかったのか、自分で書いた話を友達に見せていた。今思うと非常に恥ずかしい。書くことを始めたきっかけとしては、そもそも宿題などで課される作文が好きだったというのもあるが、当時の自分の現状を打破したかったというのが一番だと思う。剣道、恋愛、勉強などいろいろなことで切羽詰まっていて息抜きになったり、なにか別の視点を僕に与えてくれたりすることを望んで書き始めたのではないだろうか。今が、望んだ結末かどうかということはわからないけれど。そして高2の春にこのサイトに出会って書き始めたというわけだ。

 二条奏にも触れておこうか。僕は結構気に入っているけれど、どうだろう。なかなか美しい名前じゃないかな。「現実にありそう」というのと「空想上」を綺麗に融合させたかったのだけれど、実際はやや空想に寄ってしまった気もする。僕は今まで生きていて、二条の姓を持つ人と会ったことがなければ、奏の名を持つ人に会ったこともない。奏は自分で考えたものだが、二条はお公家さんからいただいた。

 現在、僕が公開している作品は3つある。もっぱら最近は『無題』しか更新していないけれど。2つが随筆、残りの1つが物語だ。高2の春、授業が始まる少し前の日から僕は書くのを始めた。パソコンなどで題名を打ち忘れた際(無題)みたく表示されるのが好きだったのと、単純にいいのが思いつかなかったのもあってこれになった。そういえば最近、キャッチコピーを変えたんだ。気づいてくれたかな。中学のときに好きだった国語の先生の言葉だ。それで無題は高2の冬に完結させた。ちなみに当時の最終話(77番目)には僕の中学時代に書いた文章もいくつか入れた。そしてしばらく文章を書くことから遠ざかった。ただ、書きたくなったので別の連載『蒼昊』を始めた。これと前作の違いは初めのうちは意識していたんだけれど、結局時間が経つにつれてうやむやになってしまった。それを後者は特に「自分とは」について重点を置こうとしたということだ。まあ、考えてみれば当たり前の話で、随筆なんて結局自分のことしか書いていないんだから当然のことだろう。それで『無題』をもう少し進めたいなと思ってまた再開した。

 最後に。読んでくださってありがとうございます。閲覧があると嬉しいです。これからも赴くままに書いていきます。

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