焼き鳥が登場する物語ですか、、、

ハリー

焼き鳥が登場する物語ですか、、、これでも良い?


*「ど~も~、ハリーアップで~す!」


「お世話になっておりまーす、ハリーアップで~す」


*「KACも第6回ですよ!」


「3月も半月経ったんですが、KACのせいか過ぎるのが早いですねー」


*「『いっ?』って、いう間ですね」


「『あっ!』という間ですよ。なんで1つ先に進むんですか! それに突然、何かが飛び出してきてびっくりしたみたいな、、、」


*「でしょー! 台所のね、ゴミ箱にゴミを捨てに行った時なんかにね、ゴミ箱の裏からGが飛び出てきた時なんか、まさにこれ!」


「うわっ! もう少し、良い例は無いんですか?」


*「後ね、トースト咥えて家を飛び出したら、その先の角で男の子とぶつかるんですよ。」


「あ~あ、同い年やら幼馴染やら、実は好き同士だったとかの男女がぶつかるパターンね」


*「いや、男同士です!」


「それはただの衝突でしょ。痛いだけじゃないですか」


*「分かんないですよ~ ぶつかった同士、じっと相手を見つめる二人。『あれっ? これって運命の出会い?』って、思いが芽生えて、、」


「そんな思い、芽生えなくていいです! さっさと摘み取りますよ!」


*「あ~あ、折角のチャンスが、、、」


「何のチャンスですか。もう。そろそろ今回のお題でいいですか?」


*「はい、どうぞ。『焼き物が登場する物語』でしたっけ?」


「違います! 陶芸の話じゃないですよ」


*「陶芸の話なら奥は深いですよ~ 古代中国から現代日本または海外まで延々と続く長~い物語、、、」


「そんなの長すぎでKACじゃ収まりませんよ。『焼き鳥が登場する物語』です!」


*「そんなの、週末に大学のサークルが終わった後に、おぃ、今日どお? ってなって、いいね、行く? ってなって、後は鳥貴◯で大騒ぎ! 終わり」


「早っ! 確かに、昔から街で見かける光景ですけどね、、、」


*「じゃあね、川柳で行きましょう」


「川柳なら、一応詩形ですね」


*「行きますよ。『焼き鳥は 一人で食べると 寂しいね』」


「まさに『孤高のグル◯』の逆を行く句ですけど、、、まあ、食事は大勢で食べたほうが美味しいともいいますけどね」


*「これはですね、居酒屋で焼き鳥盛り合わせを頼むでしょ。そうすると『串から外すよ~』って言うやつが出てきて、串からモモやらネギ間やら砂肝なんかがバラされて、盛り合わせ一皿でいろいろ味が楽しめるって知恵です!」


「そんなに強調しなくても皆さん、ご存知ですよ。昔はやりましたけど、最近の人はどうなんですかね、、、」


*「では、次、行きますよ。『皮がうまい きっとあなたは お年寄り』」


「不思議とお年寄りは皮が好きですよね」


*「柔らかいんですよー。それに脂が乗って美味しいんです!」


「あなた、お年寄り?」


*「違いますけど! 皮は美味しいんです! 姉妹品にボンジリもあります!」


「あれも脂っこいですね」


*「では、次、行きますよ。『七味はね いきなり掛けちゃ だめですよ!』」


「川柳と言うより食事の注意ですね」


*「辛いのが苦手な人もいますからね。」


「皆んなに聞いてから掛けるか、自分の小皿にだけ七味を掛けるとかね」


*「姉妹品に『唐揚げにいきなりレモンを掛ける』もあります!」


「酸っぱいのが苦手な人もいるでしょうからね」


*「まだまだ行いけますよー」


「もうそろ良いんじゃないですか?」


*「このお題でね、いっぱい帳面に書いてあるんです。これがホントの『トリもの帳』」


「えー、お後がよろしいようで、、、」


*「また次回もよろしくお願い申し上げま~す」


「よろしくお願い申し上げます」



(お読み頂き、ありがとうございました)




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焼き鳥が登場する物語ですか、、、 ハリー @hurryup1

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