「りこちゃん、へんなの!」


友達が私のことを指を指しながらこう言ってくる。私はその子の言葉にイラッときて、思わず頬をぶってしまった。当然喧嘩になり、取っ組み合いになった私達を先生が止めた。


なぜ私が友達の頬をぶったのか?先生は険しい顔でこう問う。当然、変なのと言われたことが怒れたからである。それ以外に理由はない。

それを訴えたあと、先生は友達の方を向いてなぜ私に変と言ったのかを問う。

友達は鼻を啜り、ボロボロと泣きじゃくりながらこう言ってきた。


「だって!りこちゃんってば……」


ここで目が覚めた。遠い昔の夢だ。

仲の良かった子と大喧嘩したとき。このとき話しているとき急に「変なの」と言われて、カッとなった私が殴りかかって、先生に止められて、お互いに謝って仲直りをした。次の日から元通り仲良く遊んだ。

何が変なのと言われたのか、全く覚えてない。あまり良い夢では無いけども。


今は9時……そうだ、今日はあいつと遊ぶ約束をしていたんだ。

早く支度をしないと。

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時計塔とおじさん リヴァシー @Riversey

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