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  • 人生の到達点への応援コメント

     時代や世相によって倫理観や価値観は変わると聞く。だから100年後にはこの作品と同じことが起きるかもしれない。いやもしかしたら50年後の自分が作中の人たちと同じ価値観を持っているかもしれない。そう考えると未来って本当に不確かで可能性に満ち溢れていると思う。色々と考えさせられました。ありがとうございます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    仰る通り、社会通念や倫理観は時代と共に変化していきますね。ここ10年ほどを見ても、いろんな価値観が変わってきたなと感じます。
    ですので、もしかしたら近い将来、この話と同じようなことが起きる可能性もありますよね。
    本作から思考を拡げていただけて、大変光栄です。

  • 人生の到達点への応援コメント

    賛否両論の読書感。
    しかし、考えさせる内容。
    短編で、読者へ考えさせる。
    素晴らしい才能を感じます。
    必要なことしか書かない。
    これぞ短編小説と、思わされました。
    素晴らしい。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    倫理観、特に死生観が根底から違う社会って、恐ろしい感じがしますよね。
    この場面での「おめでとう」で、それが端的に表現できていればいいなと思います。
    お褒めいただけて、大変嬉しいです!

  • 人生の到達点への応援コメント

    コメント失礼します。

    本人も家族も納得の行く死を選んだんですね。
    中々びっくりするオチでしたが、アッサリと受け入れているところが、世にも奇妙な物語みたいで面白いですね…。

    山登りと人生の終わりを「到達点」と表現したのもいいですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    現在の我々の感覚では到底受け入れ難いことなのですが、常識や倫理観が根底から違ったら、当然のこととして納得できるのかも……と想像しました。
    タイトルにもご着目くださって嬉しいです!

  • 人生の到達点への応援コメント

    自分よりずっと元気なおじいちゃんが死に方を選び、それを「おめでとうございます!」と祝福される……複雑な心境ですが、だからこそ印象に残る作品でした!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    現在の我々からするとなかなかすんなりとは受け入れ難いんですが、倫理観などが根幹から変わればこれが一般常識となるのかもしれませんね。印象に残ると言っていただけて嬉しいです!

  • 人生の到達点への応援コメント

    ええええ、す、すごい…!!じいちゃんめちゃくちゃかっこよかったです!!
    自分だったらどういう死に方が良いかなぁと考えてみましたが、やっぱり最期は苦しまずに死にたいですね…
    とっても面白かったです!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    じいちゃん、最期まで自分を貫きました……!
    死期が決まっていて、必ず楽に死ねるのなら、結構良い気がしますよね?(と私は思います笑)
    面白かったと言っていただけて嬉しいです!

  • 人生の到達点への応援コメント

    常識と倫理感が一変した世界での意思や誇り、周りの反応も含めて強烈な読み応えがありました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    倫理観が根底から違う社会って、ちょっと怖いですよね。この場面でお祝いの言葉とか……
    読み応えがあると言っていただけて嬉しいです!

  • 人生の到達点への応援コメント

    びっくりした〜!読んでよかったわ

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    驚いていただけて嬉しいです


  • 編集済

    人生の到達点への応援コメント

    コメント失礼します。
    すごい作品だなと思いました。孫に祖父の生きざまと死にざまを同時に見せているようで濃縮してます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    仰る通り、このようなシステムだと生き様と死に様への意識が変わってきそうですよね。それを自分で選べるというのは、なかなかの利点かもしれません。

  • 人生の到達点への応援コメント

    なんとも…
    実にありそうな近未来ですね。
    発想が凄いです。
    命の尊厳について考えさせられます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    このまま少子高齢化が続いて、医療が進歩したら、もしかすると起こり得るかもしれませんね。
    生き様や死に様を自分で決められるなら、あながち悪いシステムでもないのかも……?

  • 人生の到達点への応援コメント

    流石としか言いようのない切れ味。驚嘆するのはKACのタグつまり瞬発的に出されているということも…!
    この一人称俺の視点も絶妙です。
    三十年前つまり生まれた年に寿命は定められ、そして生まれた時から定められていた世代ということ。常識。末広がりが日本人らしい?ああ常識なら常識になるところこそ。極めてナチュラルなんともシニカル。

    「弔いは、遺された者のためにある。」

    印象強く残ります。この「常識」下だからこそまたこの想いを強める様々を想像させます。悔いなく生きよう到達点。色々の角度からまた見え方が異なる目眩さえしてしまいそうなまるで万華鏡を覗いたようです。見事でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    そう、KACの瞬発力で奇跡的に生まれた話でした。『88歳』というお題から、日本女性の平均寿命に近いなという気づきが最初だったと思います。
    敢えてその年齢に設定された理由の一つが「縁起の良さ」なのは、日本人的な感覚でなんとなく腑に落ちるんじゃないかなと考えました。

    その一文を挙げていただけて嬉しいです!リアルの倫理観であっても、それは当てはまるんですが。
    寿命が決まっていたら、また少し違った意味合いを持ちそうですよね。

    短い話からたくさんのことを汲み取ってくださって、感激しました(●´ω`●)

  • 人生の到達点への応援コメント

    読み終わった後味が星新一みたいな作品だなんて思った。面白かったです

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ちょっと毒を含んだショートショートにまとめてみました。あの大御所みを感じていただけて光栄です!

  • 人生の到達点への応援コメント

    シュールで皮肉な作風がいつも素晴らしいです。途中まで健康寿命が伸びて良かったと思ったら命にそんな限りがあるとは…元気でいるだけに本人も周りも執着もありそうです。
    超高齢化社会の狂った未来、面白く読ませていただきました。

    作者からの返信

    コメント、そしてレビューも、ありがとうございます!
    これを書いた時、『ミッドサマー』の棄老の儀のシーンが頭にありました。
    これが普通の世の中だったら、案外すんなり最期を受け入れられるのかも? あるいは抵抗する人もいるかもしれませんね。
    楽しんでいただけて良かったです!

  • 人生の到達点への応援コメント

    じいちゃんの生き方・逝き方のマインドには通ずるものがあります。できれば火口でそのまま灰になりたいところですが。

    唯一、社会制度である部分は受け入れがたいディストピアを感じました。人生の最後くらい、誰にも干渉されずに心のままに到達点を選びたい。けれど社会制度であるからこそ、理解を得られるというジレンマ。お見事です。

    近しい血縁は誰も88歳まで生きておらず、恩師の米寿祝いの計画もコロナ禍でお流れにせざるを得ませんでしたから、変わりというわけではありませんが、こちらの晴れ晴れしい作品に救われた感があります。

    ありがとうございましたヽ(´エ`)ノ

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    人生の幕の引き方を自分で選べるって、実はものすごくQOLの上がることなのではないかなと思います。
    健康は保証されていますし、やりたいことを存分にやって、パッと潔く死ぬという。

    現在も「老人は自害すべし」みたいな極端な意見が出ていたりしますが、システム化してしまうとなるとかなり抵抗ありますよね。
    これが実現するには、人々の価値観や倫理観が根底から変わらないと難しいと思います。

    元々「日本人の女性の平均寿命がほぼ88歳」ということからの連想でしたが、そこまで健康で長生きできる方ばかりじゃありませんよね。
    救われたと言っていただけて、書いて良かったなと思いました(=´∀`)

  • 人生の到達点への応援コメント

    陽澄すずめ様

    爪痕感が半端ないです。少なくとも今日一日この御作について考えていそうです。
    お祖父さんが崖の下に飛び降りたシーンで、映画『ミッドサマー』を連想しました。怖いような、やりきれないような、でも、なんとなく魅かれる、最期。
    今後、人類に何らかのパラダイム転換が起こり、
    この『人生の到達点』のような生死観が是認される世の中になったら……
    運転免許の更新の知らせのように、件(88歳)の誕生日近くになって「終わり方」の選択を求められ、自分の理想の方法を選べるとしたら案外愉しいかもしれないと思いました。

    陽澄すずめ様の1,899文字からなる『人生の到達点』のインパクト!
    絶大です。
    ありがとうございました\(^o^)/

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    こちらもKAC作品ですが、これまた『88歳』という後世に残りそうなトンデモお題でした……笑

    タイトルを挙げていただいた通り、『ミッドサマー』の棄老の儀式が頭にありました。あのシーンは衝撃的でしたね……
    こうした行為を「喜ばしいこと」と捉える倫理観など、死生観が根底から違う文化って、それだけで怖い気がします。
    でもこの文化にどっぷり浸かって、自分で納得して死に方を選べるなら、意外とアリかも?!

    インパクトを感じてくださって嬉しいです!
    いつもご丁寧なコメントも、本当にありがとうございます(●´ω`●)

  • 人生の到達点への応援コメント

    これは想定外の結末。
    ましてやこの状況が「おめでとうございます」と賛辞を貰いそれに頭を下げる。
    自分とは異なる倫理観にとまどい、さまよいながら、こちらの感想を打っております。
    でもそれが「正しい」という世界に自分が居たら、あっさり染まった自分は「自慢の祖父なんです」なんて言ってしまっていそう。
    この世界において御祖父様は、正しい到達点にたどり着いた、ということになるのですよねぇ。
    例外なく綺麗に終わる世界。
    ある意味美しき世界、と呼ぶものなのかもしれないですね。
    色々考えながら読ませて頂きました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    実はこれ、去年観た『ミッドサマー』が頭にあって出来た話でした。
    カルト共同体の村の特別な祝祭の話なんですが、よそ者の主人公たちからはその儀式が異常で狂ったものに見えるのに、村人たちは当然のように喜ばしいこととして行っていて。
    理解できない倫理観って気持ち悪いんだなと思いました。

    でも初めからこの倫理観の中で生きていたら、同じようにお祝いの言葉をかけるかもしれませんよね。
    自分の人生を割り切れていたら、意外と受け入れられるのかも。


  • 編集済

    人生の到達点への応援コメント

    強烈ー!です。お爺ちゃんが山の展望台から飛び降りるとは……
    姥捨て山ですね。他の登山者がそれを見て「おめでとうございます」と言うのも恐ろしい。近未来がそうならないように願いたいです。
    (((^_^;)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    こういう社会システム自体も怖いんですが、老人がポジティブに自死を選んだり、周りの人がそれに対して「おめでとう」と声をかける感覚が何より気持ち悪いですよね。
    めいっぱい元気に人生謳歌して、安楽死……という点は、ありかもと思います。

  • 人生の到達点への応援コメント

    壮絶でした……!主人公が最後「あっ、違います」と言ったシーンで、この倫理観が世界にすっかり浸透していることを突きつけられて、やるせない気持ちでいっぱいになりました。ああ……最後まで読んでからタイトルを振り返ると、やるせなさが増幅しますね。凄い物語をありがとうございました(´;ω;`)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    何が怖いって、全員がこれを「善」の行為だと思っていることですよね。
    大好きな祖父のそんな姿を確認して、その感想が出てくるというのも……( ;´Д`)
    これが当たり前であれば、すんかり受け入れられるのでしょうかね……?

  • 人生の到達点への応援コメント

    凄い話ですね。(゚o゚;;
    おめでとうと言いながら姥捨山。
    不健康な長生きも嫌ですが、自分で自殺方法を選ぶというのも嫌ですね…殺されるよりはマシなのかな…
    まだまだ元気な方が年齢で一括りにされるというのも複雑です。
    倫理の問題で、ここまで社会的にオープンにはならないと思いますが、こっそり間引きのようなことは起こりそうな気がします。あと、お金持ちだけこっそりコールドスリープとか。完全な平等にはなりませんね、きっと。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    これが祝福される価値観っていうのが、一番気持ち悪いですよね。

    こっそり間引き……お金持ちだけコールドスリープ……! ありそう!!
    ここから話を拡げていけそうです。さすが友香さん……!
    他の人がどんな状況で88歳を迎えているのかも、いろいろ想像できますね。

  • 人生の到達点への応援コメント

     こんばんは。拝読させて頂きました。

     最後まで楽しい山登りだったのでしょう。悔いのない人生で良かったです!

     ……、とそちらの世界では祝ってるんですかね。死に様も、それに対する向き合い方も人それぞれです。ですが僕は、寂しいなと思いました。定められた寿命には腹が立ちましたが、それを受け入れたおじいさんが自分らしく最期を迎えたのはかっこいいと思いました。けど、それは本当に一瞬です。
     生きててほしかった。そう思うのは傲慢になるんですかね。

     楽しく、そして考えさせる物語をありがとうございます。執筆お疲れさまです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    作中の死生観が、現在とは全然違う社会なんですよね。
    だから飛び降り自殺をした相手に対して「おめでとう」という言葉が出てくるという。

    大好きなおじいちゃんが88歳以降も生きられる世の中だったら良かったですよね。
    いろいろと感じ取ってくださって嬉しいです!

  • 人生の到達点への応援コメント

    これは……なかなか心に来る作品でした。
    でも僕は好きです、とても。
    そして、こういう近未来は意外と嫌ではないかもしれません。
    ある意味とても平等ですからね。
    そしてその年齢になった理由も納得のいくもので、お題をうまく消化していて素晴らしいと思いました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    わーい、気に入っていただけて嬉しいです(*´◒`*)
    仰る通り、平等なんですよね。みんな健康に生きて、ぽっくり死ねる。人生の時間が決められているので、有効活用できそうです。
    88歳をどう使うか、ちょっと考えました。納得いくと言っていただけて良かったです!
    素敵なレビューもありがとうございました!

  • 人生の到達点への応援コメント

    これはすさまじい。
    「おめでとうございます」の一言が、異質さを際立たせていますね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    この状況で「おめでとうございます」、現在の倫理観だとあり得ないですよね。
    異質さを感じていただけて嬉しいです! レビューもありがとうございました!!

  • 人生の到達点への応援コメント

    世界観がすごいですね…!こういうのを思いつけてしまう頭脳が素晴らしいです😳✨
    自分がこの世界にいたらどうなのだろう…今の価値観だと祖父の死を見送るのは受け入れられない事実かもしれませんが、この世界で生きていれば「おめでとう」と言えるようになれるのでしょうか。
    このように斬り込んでくる作品が書けるのが羨ましいです☺️✨

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    何かいつもこういう感じの妄想をしています……(危険)
    仰る通り、現在の価値観・倫理観だと受け入れ難い制度なんですよね。
    だけど本当に健康が保証されるなら、この年でバッサリ人生終わっても良いかなと思えてくるのかも……?
    もしかしたら、いつかこういう社会になるかもしれませんね。

  • 人生の到達点への応援コメント

    三十年というのは、常識や価値観を受け入れるにはちょうどいいかもしれないですね。
    ディストピアの寒々しさよりも、寿命が決まっているから、悔いなく生きれる、そんな救いがあるラストが好きです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    30年もあると、世の情勢や価値観も大きく変化しますよね。
    「救いがあるラスト」と言っていただけて嬉しいです!
    「どう考えても受け入れ難いディストピア」って不自然なので、納得感のある社会制度にしてみました!

  • 人生の到達点への応援コメント

    こんにちは。
    面白い設定ですね。長く健康に過ごせるけれど、一定年齢で生を終えなければならない社会。ユートピアと見るか反ユートピアと見るか、死を迎える人は何を考え、見守る周囲はどう受け止めるか。
    誰もがこのシステムに不平を言わず、馴染んでいる様子に不思議なリアリティを感じました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ユートピアにもディストピアにも見えますよね。苦しまずにぽっくり逝けるなら良い気もします。
    死生観が根本から変わってしまった社会。受け入れてしまえば、当たり前に「おめでとう」と言えるのかもしれません。

  • 人生の到達点への応援コメント

    うわあ、すごい展開。
    異様な倫理観も寿命が無限となれば普通となるのでしょうか。
    面白かったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ずっと元気でい続けられるなら、終着地点を目指して生きることを割り切って考えられるかも……?
    面白かったと言っていただけて嬉しいです!

  • 人生の到達点への応援コメント

    そういう意味だったんですね。だったらナノロボットなど要らないと思ってしまいますね。「誠におめでとうございました」が不気味に感じます。映画の楢山節考を思い出しました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ここまで徹底管理されてしまうと、嫌気が差す人も出てくるでしょうね。
    「おめでとうございます」、怖いですよね。
    まさに楢山節考で描かれたような姥捨山のお話でした。

  • 人生の到達点への応援コメント

    平均寿命が八十八歳に「なった」というのは、そういう意味だったのですね。
    こんな世界は恐ろしいと思う反面、その年までは確実に元気に生きられるならゴールが定められているのも悪くないんじゃないかと思ったり。
    でも、たしかに死に方は自分で選びたいですね。私なら……お肉とお寿司もりもり食べて大酒飲んで薬でポックリがいいかなw なんて考えてしまいました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    そうなのです、実はそういう意味でした。
    病気で苦しんで命を落とすくらいなら、元気にこの歳まで生きれた方がいいかもですね。88歳なら大往生でしょう。
    最後の晩餐、確実に実現できますもんね! 悪くないはずです(=´∀`)

  • 人生の到達点への応援コメント

    衝撃的……!
    姥捨て山や『楢山節考』のような世界観が広がっているとは思わなくて、びっくりしました。多くの人間が薬剤投与による安楽死を選ぶ社会、ありそうで怖くなります。どう生きるべきか、考えさせられる作品でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    仰る通り、姥捨山の話ですね。それを制度として取り決め、ポジティブに捉える社会になっています。
    割り切ってしまえば意外と幸せなのかもしれませんが、ちょっとゾッとしますよね。。

  • 人生の到達点への応援コメント

    面白く色々考えました。(仕事前で書いています)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    もしかしたらあるかもしれない未来を想像しました。楽しんでいただけて良かったです!

  • 人生の到達点への応援コメント

    裏を返せばそういう意味だったわけですね。
    衝撃のラストでした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    初めからそうするつもりの「お祝い」だったのでした。
    「おめでとう」が怖いです。

  • 人生の到達点への応援コメント

    これは衝撃作。88歳で死ぬことを定められた世界って。
    だけどおじいちゃんや家族の反応を見ると、これがこの世界での当たり前なんだって気がしました。

    自分の生き方を貫いたおじいちゃんを見て、彼はどんな風に生きるのでしょうね。
    色々考えさせられるお話でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    もうこの世界では、そういうルールと価値観が定着してしまっているんですよね。
    現代の感覚だと「おめでとう」にゾッとしてしまうんですが。
    こんな管理社会でも、絆や希望がある。もしかしたら、いつかこれが当たり前の世の中が来るかもしれませんね。


  • 編集済

    人生の到達点への応援コメント

    おおお。村田沙耶香さんの小説でこういうの見ました。
    死生観をフィクションするのって、現実の生を見つめ直す機会になりますね。
    序盤からしっかり伏線や構成も作り込んであってお見事です。


    追記
    文庫『殺人出産』に収録されてる『余命』っていうタイトルの短編ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    『コンビニ人間』の方ですね。該当作も探してみます!
    『88歳』で、平均寿命がその辺だったなというところからの想起でした。このルールだと死生観が変わってくるんですよね。
    お褒めの言葉、嬉しいです!

  • 人生の到達点への応援コメント

    そうですよね、死に方は自分で選びたいものです。
    確かに寿命が伸びることはいいけど人が増えてしまう……定められちゃ辛いけどそのゴールに向かって悔いのない人生を送ろうと頑張れる。のかな……汗

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    死期が決められているなら、せめてどう死ぬかは自分で決めたいと思いますよね。限られた自由。
    死ぬ瞬間まで元気いっぱいでいられるなら、やりたいこと全部やるプランを立てればQOL上げられるかも……?

  • 人生の到達点への応援コメント

    「俺」はそんなに山を好いていなさそうな感じだったのに、おじいさんの笑顔に対してやけに素直だなと思っていたらそういうことでしたか……!!
    もはや平均年齢というより最頻年齢な世界、生きかたもよくよく考えなければなぁという気持ちになりました。面白かったです!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    主人公は普段登山をしない人だったんですが、こういう役目なのでむしろ光栄なこととして受け止めていました。
    確かに、「最頻」と言う方が適切ですね。何であれ、悔いなく人生を生きたいものです。
    面白かったと言っていただけて嬉しいです(*´꒳`*)

  • 人生の到達点への応援コメント

    コメント失礼いたします。

    お、おお・・・こういうオチですか。
    怖いような切ないよう・・・

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    価値観や倫理観が現代とは違うのが、怖いというか気持ち悪いですよね。
    でも家族の絆はある……

  • 人生の到達点への応援コメント

    おお……おおおおお……さすがすずめさんというよりないっす……!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    やっぱりコメディより、こういう話の方が書きやすいです!

  • 人生の到達点への応援コメント

    うーん、生きることの儚さというか、管理社会の怖さというか、ほどよく辛味があって、でも柔らかさもあるというか……。
    自殺を除きっていうのが何となく気にはなってたんだよなぁ……。
    そして安楽死制度が導入された未来ってこうなりそうだし。寿命を定義してその定義を満たしたら苦しませず命を終わらせる。人生の管理。究極のライフプラン。
    そして何より。

    「人生を季節に例え、季節が一巡しそうになった=人生の終盤に差し掛かった人たちは自ら死ぬことで人生を終える……つまり人生を作っている」

    他の作品を引き合いに出して申し訳ないのですが『ミッドサマー』の老人たちですね。本作のは高所からの投身なのでまさに。お孫さんが死の状態を確認していたということは、うまくいかなければ彼がとどめをさす予定だったのでしょうか。

    祖父が投身した後、ホッとして、胸が熱くなっているお孫さんは、ちゃんとこの時代の「教育」を受けた人のようで、不思議な気持ちになりますね。

    すずめさんのこういうダウナー(?)な話も好きです。
    考えさせられる作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    この主人公、生まれた時からこの倫理観の中で育っているんですよね。彼の視点から見たら、これが「正常」な社会なんだと思います。
    健康を保証されるなら、その歳までモリモリ生きてポックリ眠るように死ねるのは、ある意味幸せかもしれません。

    そしてまさしく、ホルガ村でのあの棄老の儀式が元になっています。言及いただけて嬉しいです!
    はっきりは書かなかったんですが、主人公である孫はその役目でした。冷静に考えると怖いな。

    日本でも昔は姥捨山の話があったりして、あまりに高齢者ばかりになったら再びそういう制度になるんじゃないかと想像してみました。
    死に向かう人をみんなで祝っている感覚、気持ち悪いですよね。
    それでも後に続く人がそこから生きる希望を見出すなら、ちゃんと社会として機能しているのかもしれません。

  • 人生の到達点への応援コメント

    衝撃的なお話でした……っ!(><)
    でも、医療が発達して逆の未来もありそうですよね。少子高齢化が進み過ぎて、88歳になってもまだ働いていろいろを納めてるとか……(><)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    今回のお題、平均寿命がそのくらいだったなというところから想起しました!
    確かに、逆もありそうですよね! 死にたくても負債が多すぎて死ねない社会……:(;゙゚'ω゚'):

  • 人生の到達点への応援コメント

    切ない。。。明らかに人道を無視した法律なのに、本人も主人公も平然と受け止めて、そうして、さわやかに逝ったのと、おめでとうという言葉――自分の人生について考えだす主人公の姿も、すごく切なくてよかったです。

    すずめさんの作品は、切なさを強く感じさせるものがすごく完成度が高いと思います。ここからグイグイ伸ばせますよ。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    死期が決まっていること以上に、死の歳を「祝う」感覚が現代の倫理観からすると歪なんですが、それが当然の社会ならば当人や家族はこういう言動になるのかも、と想像しました。
    それでも愛や絆がある……切なさを感じていただけて嬉しいです!

    KACは苦手なコメディに挑戦していますが、やっぱりこの方向性の方が断然書きやすいんですよね笑
    お褒めの言葉、ありがとうございます(*´꒳`*)

  • 人生の到達点への応援コメント

    結婚適齢期だとか平均寿命だとか言われる中、寿命の決まり…なんてのもなきにしもあらず、なのだなぁと思いながらしみじみ読みました。
    米寿のウェアだとか、おめでとうございますの言葉になんだか歪みを感じつつ、最後に主人公が泣けてよかったなぁなんて。

    初めから終わりを意識するのは違う気もするけれど、彼も残りの人生を好きに後悔ないように生きれるといいなと願わずにはいられなかったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    「88歳」のお題を見て、女性の平均寿命がそのくらいだったな……というところからの連想でした。
    死ぬ年齢なのにお祝いする、その歪みが一番気持ち悪いんですよね!

    主人公は生まれた時からこの倫理観で生きているので、何も疑問を持っていません。
    その視界の中では、祖父の生き方が希望に見えたんだと思います。
    本人が幸せなら、アリかもしれませんね。

  • 人生の到達点への応援コメント

    これは……。まさかこういうお話だとは思わず……じいちゃんが「そろそろだな」って言った辺りから「ん?」って思いながら読んでましたが、ある意味衝撃のラストでした!
    最後まで読むと、おじいちゃんに米寿のお祝いでおめでとうって声をかけてた人たちが恐ろしく感じますね(((;°Д°;))))

    末広がりで88歳にしたという日本らしさもちょっとリアル。
    医療用ナノロボットで健康に歳を取れるっていいなーって思ってたけど、健康にしておいて死を選ばせるという政府の矛盾も……もしかしたら未来では起こりうるのかも?
    いやー!色んな意味でおもしろかったです!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    上手くどんでん返しできたようで良かったです!

    >おじいちゃんに米寿のお祝いでおめでとうって声をかけてた人たちが恐ろしく感じますね(((;°Д°;))))
    この話で一番異質に思えるのって、まさにそこなんですよね。
    言わば姥捨山みたいな話なんですが、それをポジティブに祝う倫理観が現代とは決定的に違うという。

    今回のお題、「88歳」をどう腑に落ちる感じにしようかと、少し悩みました笑
    もしかしたらあるかもしれない近未来。面白かったと言っていただけて嬉しいです(*´꒳`*)

  • 人生の到達点への応援コメント

     長く生きていれば、それだけで幸せというわけでもないけれど。

     年齢に達すれば自分の選んだ形で終わりを選ぶ事が出来る社会というのは、これからもしかしたら訪れるかもしれない未来の可能性もあって、唸りながら読んでしまいました。深読みするといくらでも奥行のある中で、家族の関係や本人の幸せが感じ取れて、切ないけどどこか暖かく、なんともいえない読後感でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    病気になったり衰えたりして苦しい死を迎えるのではなく、ずっと元気で突然プッツリ人生が終わる世界です。
    いつ死ぬか分かっているなら、それに向けての準備も前向きにできそうな気がしますが、現代の倫理観ではすんなり割り切れませんね……

    本人や家族にとっては、これが当たり前の幸せなんですよね。
    近未来の姥捨山。ポジティブに捉えられるなら、ありなのかも……?

  • 人生の到達点への応援コメント

    今までずっと笑える話が続いていたので、温度差にびっくりしました。

    非常としか言い様のないルールの中で、おじいちゃんは最後の最後まで、自分らしく生きることを選んだのですね。
    切なさと苦しさで、胸がいっぱいになりました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    前のお題からの温度差で風邪引きそうですよね……笑

    健康で元気なまま、ある日突然人生が終わる。ある意味理想的にも思えますが、死期を選べない苦しさもあるかもしれません。
    今の私たちの倫理観ではゾッとする『常識』の中では、死に方を選ぶことが希望になる……

  • 人生の到達点への応援コメント

    デストピアみが強い中で、肉親の強い絆。
    なんかこう、恐ろしさと切なさがいい具合に共存してしまいます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    生まれた時からこの社会の制度だった主人公には、これが普通なんですよね。
    外側から見ると怖いんですが、祖父の死は彼に希望を与えたようです。