一人の少女の精神世界が綴られていた

毒親に育てられた少女の心の内にある葛藤。
中盤から後半にかけてのディストピア的な世界観。
幸せの形は人それぞれで、ラストにヒロインにとっての福音でありハッピーエンドが訪れる。
なかなか簡単には終わらせてくれない、サクッとは読ませてくれない苦味のある大人な小説でした。