独自設定モリモリ、上級者向けの濃い作品

登場人物に搭載されているスキルやアイテムとかの設定が本当に綿密に作られていて読んでいて本当に飽きない作品だった。

その話で出てきた新しい単語は大体はその話の最後に公開可能情報としてまとめられているけど、話の途中で「こういう感じなのかな？」みたいにある程度想像できる人じゃないと読んでいてそこら辺が疑問に残ってしまい気持ちよく読み進められないと思う。
その点ではある程度異世界作品を読んで、概念的なものとかにも知識を持っていて、想像力を働かせることができる人達にはとても面白い作品だと思う。

戦闘描写も綿密に書かれているし、主人公たちの恋愛の行く末、ヒロインたちもとても魅力的な作品だと思う。
誤字脱字も少ない良作品。


ファンタジー初心者には厳しめな作品だけど、ある程度その辺を読んでいる人達にとっては、めちゃくちゃ凝られた設定に飽きない面白い作品だと思うので、その辺りの方々は是非に読んでみてください！