このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(524文字)
朗読をさせていただきました。男女問わず、この感情を経験したことのある人は多いのではないでしょうか。好意を寄せている人がいて、その人には別の相手がいて、別の道に進んでいくのが見えてしまう……。そしてなにより、その人が自分の傍にいることが辛いんですよね……。でもそれは決して悪い感情ではなく、誰かに寄り添おうとする優しい心なのだと信じています。この作品でそれを感じられました!
一目惚れ。それの同時に彼女は決して、私に振り向くことは無いとも悟った。彼女には恋人がいた。勘に優れた男と、鈍感な女の関係が面白いです。バレンタイン。恋人になれなくとも、大切な友人にはなれますね。複雑な恋心がいいです。